つぎはぎのポートレイト 猫が倒す
つぎはぎの ぽーとれいと ねこ が たおす
tsugihagino po^toreito Neko ga Taosu
痛むような音で 振り返る
いたむ ような おと で ふりかえる
Itamu youna Oto de Furikaeru
捨てちゃえって叱った 友達には
すて ちゃえって しかった ともだち には
Sute chaette Shikatta Tomodachi niha
嘘ついて 持ってきた一枚
うそ ついて もって きた いちまい
Uso tsuite Motte kita Ichimai
どうしても 自分だけは だませなくて
どうしても じぶん だけは だませなくて
doushitemo Jibun dakeha damasenakute
どうしても ちぎった 思い出
どうしても ちぎった おもいで
doushitemo chigitta Omoide
拾っては つないだ
ひろって は つないだ
Hirotte ha tsunaida
朝陽を 浴びて あの日 二人で
あさひ を あび て あの にち ふたり で
Asahi wo Abi te ano Nichi Futari de
真新しい 写真を 撮りに行った
まこと あたらし い しゃしん を とり に いった
Makoto Atarashi i Shashin wo Tori ni Itta
並んで 防波堤の尖で
ならん で ぼうはてい の せん で
Naran de Bouhatei no Sen de
セルフタイマー はしゃぎあって写った
せるふたいまー はしゃぎあって うつった
serufutaima^ hashagiatte Utsutta
抱きあって…ほんとだった
だき あって … ほんとだった
Daki atte … hontodatta
右肩が軽くて 泣きたくなる
みぎかた が かるく て なき たくなる
Migikata ga Karuku te Naki takunaru
やさしさの重さが 消えない
やさしさの おもさ が きえ ない
yasashisano Omosa ga Kie nai
引っ越しのカードは送らないと
ひっこし の かーど は おくら ないと
Hikkoshi no ka^do ha Okura naito
決めたのに カードショップ見ている
きめ たのに かーどしょっぷ みて いる
Kime tanoni ka^doshoppu Mite iru
いいかげん 違う暮らしを始めても
いいかげん ちがう くらし を はじめ ても
iikagen Chigau Kurashi wo Hajime temo
いいかげん 忘れてしまっちゃ
いいかげん わすれ てしまっちゃ
iikagen Wasure teshimatcha
いけない気がするの
いけない きが するの
ikenai Kiga suruno
急いで こわれそうに急いで
いそい で こわれそうに いそい で
Isoi de kowaresouni Isoi de
爪をたてて 抱くしか 知らなかった
つめ をたてて だく しか しら なかった
Tsume wotatete Daku shika Shira nakatta
求めて 息もつかず 求めて
もとめ て いき もつかず もとめ て
Motome te Iki motsukazu Motome te
あなたのこと 傷つけていたなんて
あなたのこと きずつ けていたなんて
anatanokoto Kizutsu keteitanante
何ひとつ…知らなかった
なに ひとつ … しら なかった
Nani hitotsu … Shira nakatta
つぎはぎ ポートレイトの中で
つぎはぎ ぽーとれいと の なか で
tsugihagi po^toreito no Naka de
輝いてる 嘘なんかじゃなかったと
かがやい てる うそ なんかじゃなかったと
Kagayai teru Uso nankajanakattato
あなたが 今 私を救ってる
あなたが いま わたし を すくって る
anataga Ima Watashi wo Sukutte ru
テキトーな日々なんかじゃなかったと
てきとー な ひび なんかじゃなかったと
tekito^ na Hibi nankajanakattato
いつまでも…ほんとだよと
いつまでも … ほんとだよと
itsumademo … hontodayoto