Lyric

つぎはぎのポートレイト 猫が倒す

痛むような音で 振り返る

捨てちゃえって叱った 友達には

嘘ついて 持ってきた一枚

どうしても 自分だけは だませなくて

どうしても ちぎった 思い出

拾っては つないだ

朝陽を 浴びて あの日 二人で

真新しい 写真を 撮りに行った

並んで 防波堤の尖で

セルフタイマー はしゃぎあって写った

抱きあって…ほんとだった

右肩が軽くて 泣きたくなる

やさしさの重さが 消えない

引っ越しのカードは送らないと

決めたのに カードショップ見ている

いいかげん 違う暮らしを始めても

いいかげん 忘れてしまっちゃ

いけない気がするの

急いで こわれそうに急いで

爪をたてて 抱くしか 知らなかった

求めて 息もつかず 求めて

あなたのこと 傷つけていたなんて

何ひとつ…知らなかった

つぎはぎ ポートレイトの中で

輝いてる 嘘なんかじゃなかったと

あなたが 今 私を救ってる

テキトーな日々なんかじゃなかったと

いつまでも…ほんとだよと

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