2人の沈黙に耐えられずに
2 にん の ちんもく に たえ られずに
2 Nin no Chinmoku ni Tae rarezuni
僕はひたすら話を続けた
ぼくは ひたすら はなし を つづけ た
Bokuha hitasura Hanashi wo Tsuzuke ta
笑うだけの君を いつからか歯がゆく思えた
わらう だけの くん を いつからか は がゆく おもえ た
Warau dakeno Kun wo itsukaraka Ha gayuku Omoe ta
わがままを言うのは僕の方で
わがままを いう のは ぼく の ほう で
wagamamawo Iu noha Boku no Hou de
君は優しく冷静な大人
くん は やさし く れいせい な おとな
Kun ha Yasashi ku Reisei na Otona
僕じゃなくても良い そうなんだろう?
ぼく じゃなくても よい そうなんだろう ?
Boku janakutemo Yoi sounandarou ?
心で叫んでた
こころ で さけん でた
Kokoro de Saken deta
週末 予定を作りわざと会えなくしても
しゅうまつ よてい を つくり わざと あえ なくしても
Shuumatsu Yotei wo Tsukuri wazato Ae nakushitemo
淋しそうに少し微笑む ますます自分が嫌になったよ
さびし そうに すこし ほほえむ ますます じぶん が いやに なったよ
Sabishi souni Sukoshi Hohoemu masumasu Jibun ga Iyani nattayo
「息が詰まる」
「 いき が つま る 」
「 Iki ga Tsuma ru 」
そう言って逃げる僕に
そう いっって にげ る ぼく に
sou Itsutte Nige ru Boku ni
君は今 初めて口を開く
くん は いま はじめて くち を ひらく
Kun ha Ima Hajimete Kuchi wo Hiraku
「あなたが話すこと聞くのが好きだった」
「 あなたが はなす こと きく のが すき だった 」
「 anataga Hanasu koto Kiku noga Suki datta 」
君への妬みから解き放たれ
くん への ねたみ から とき ほうった れ
Kun heno Netami kara Toki Houtta re
元の自分を取り戻したけど
もとの じぶん を とり もどし たけど
Motono Jibun wo Tori Modoshi takedo
冷え切った心を暖める場所を失ってた
ひえ きった こころ を あたため る ばしょ を うって た
Hie Kitta Kokoro wo Atatame ru Basho wo Utte ta
渋滞 抜け道さえもわからず地図にらむ僕に
じゅうたい ぬけみち さえもわからず ちず にらむ ぼく に
Juutai Nukemichi saemowakarazu Chizu niramu Boku ni
プライドを傷つけぬ様に教えた笑顔が大きくなる
ぷらいど を きずつ けぬ ように おしえ た えがお が おおき くなる
puraido wo Kizutsu kenu Youni Oshie ta Egao ga Ooki kunaru
最後まで優しい君が痛い
さいご まで やさしい くん が いたい
Saigo made Yasashii Kun ga Itai
後悔も離れない苦しみも
こうかい も はなれ ない くるし みも
Koukai mo Hanare nai Kurushi mimo
1人になる僕が背負う罰なんだ
1 にん になる ぼく が せおう ばつ なんだ
1 Nin ninaru Boku ga Seou Batsu nanda
いつだって綺麗に片付けられた部屋は
いつだって きれい に かたづけ られた へや は
itsudatte Kirei ni Katazuke rareta Heya ha
日を増すごとに 汚れて冷たくなる
にち を ます ごとに よごれ て つめた くなる
Nichi wo Masu gotoni Yogore te Tsumeta kunaru
「変わらないものなど何もないよ」
「 かわ らないものなど なにも ないよ 」
「 Kawa ranaimononado Nanimo naiyo 」
涙ぐむ君を突き放した言葉が跳ね返り
なみだ ぐむ くん を つき はなし た ことば が はね かえり
Namida gumu Kun wo Tsuki Hanashi ta Kotoba ga Hane Kaeri
僕に突き刺さる
ぼく に つき ささ る
Boku ni Tsuki Sasa ru