ブラインド一杯
ぶらいんど いっぱい
buraindo Ippai
開けた部屋には
ひらけ た へや には
Hirake ta Heya niha
真夏の光が渦まいている
まなつ の ひかり が うず まいている
Manatsu no Hikari ga Uzu maiteiru
角氷一ツの涼しさに似た
かく こおり いち つ の すずし さに にた
Kaku Koori Ichi tsu no Suzushi sani Nita
あなたの言葉がやさしく溶ける
あなたの ことば がやさしく とけ る
anatano Kotoba gayasashiku Toke ru
「待たせたね 廻り道だと笑うだろうか」
「 また せたね まわり みち だと わらう だろうか 」
「 Mata setane Mawari Michi dato Warau darouka 」
ここまで来たら
ここまで きた ら
kokomade Kita ra
サクセース
さくせーす
sakuse^su
サクセース
さくせーす
sakuse^su
女は昨日の顔で待つ
おんな は きのう の かお で まつ
Onna ha Kinou no Kao de Matsu
ブラインド半分
ぶらいんど はんぶん
buraindo Hanbun
閉じた窓辺は
とじ た まどべ は
Toji ta Madobe ha
光が織りなす そう 縞模様
ひかり が おり なす そう しまもよう
Hikari ga Ori nasu sou Shimamoyou
揺り椅子動かす力を抜いて
ゆり いす うごか す ちから を ぬい て
Yuri Isu Ugoka su Chikara wo Nui te
あなたの声だけ追いかけている
あなたの こえ だけ おい かけている
anatano Koe dake Oi kaketeiru
「待たせたね お前ばかりに苦労をかけた」
「 また せたね お まえ ばかりに くろう をかけた 」
「 Mata setane o Mae bakarini Kurou wokaketa 」
ここまで来たら
ここまで きた ら
kokomade Kita ra
サクセース
さくせーす
sakuse^su
サクセース
さくせーす
sakuse^su
女は今日の顔で泣く
おんな は きょう の かお で なく
Onna ha Kyou no Kao de Naku
ブラインド下まで
ぶらいんど した まで
buraindo Shita made
おろした部屋は
おろした へや は
oroshita Heya ha
光も通さぬ 一時の海
ひかり も とうさ ぬ いちじ の うみ
Hikari mo Tousa nu Ichiji no Umi
切なく流れる 溜息の午後
せつな く ながれ る ためいき の ごご
Setsuna ku Nagare ru Tameiki no Gogo
言葉にまかせてこの身を投げる
ことば にまかせてこの みを なげ る
Kotoba nimakasetekono Miwo Nage ru
「待たせたね 次の港はありはしないさ」
「 また せたね つぎの みなと はありはしないさ 」
「 Mata setane Tsugino Minato haarihashinaisa 」
ここまで来たら
ここまで きた ら
kokomade Kita ra
サクセース
さくせーす
sakuse^su
サクセース
さくせーす
sakuse^su
女は昨日の顔を待つ
おんな は きのう の かお を まつ
Onna ha Kinou no Kao wo Matsu