Lyric

心惑わす幻の花

火より出(いで)て氷より冷たく

今咲き乱れ妖しく揺れる

甘く香(かぐわ)しく

捕らえがたし陽炎(かげろう)の様に

夜毎に生まれ日毎に消えゆく

襲う熱病に犯され進む

果てしなき旅路よ

我らが神よ慈愛と許しを

燃ゆる血潮定めを越え惹かれ合う

行く当てなくさまよえる咎人(とがびと)に救いの道を与え給え

今宵戯れの宴

恋人達の夜深く

乾きを癒せし泉の女神

月夜の誘(いざな)うまま踊り明かす

汝に背き旅立と沙漠へと

風に吹かれ流るる砂塵(さじん)のごとく

この時代に報われぬ魂を導き給え

永久に時の波を幾千も越えて

刻み付けた

愛の証(あかし)

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