咲いた 咲いたよ 春の花
さい た さい たよ はる の はな
Sai ta Sai tayo Haru no Hana
晴れ渡るデイゴの咲く小径
はれ わたる でいご の さく こみち
Hare Wataru deigo no Saku Komichi
涙こらえて 手を振った
なみだ こらえて て を ふった
Namida koraete Te wo Futta
母親の姿がありました
ははおや の すがた がありました
Hahaoya no Sugata gaarimashita
夢見てたようには ままならん
ゆめみ てたようには ままならん
Yumemi tetayouniha mamanaran
生きるむずかしさ 知りました
いき るむずかしさ しり ました
Iki rumuzukashisa Shiri mashita
いつからか 都会の渦の中
いつからか とかい の うず の なか
itsukaraka Tokai no Uzu no Naka
親のお金 遊びに消えました
おや のお きん あそび に きえ ました
Oya noo Kin Asobi ni Kie mashita
島で過ごした夏休み
しま で すご した なつやすみ
Shima de Sugo shita Natsuyasumi
空港に駆けつけた父が
くうこう に かけ つけた ちち が
Kuukou ni Kake tsuketa Chichi ga
手渡したのは 土がついた
てわたし たのは つち がついた
Tewatashi tanoha Tsuchi gatsuita
お金でした
お きん でした
o Kin deshita
親(うや)ぬ情けも 知らないで
おや ( うや ) ぬ なさけ も しら ないで
Oya ( uya ) nu Nasake mo Shira naide
わがままな娘を許してと
わがままな むすめ を ゆるし てと
wagamamana Musume wo Yurushi teto
泣き泣き手を振る私に
なき なき て を ふる わたし に
Naki Naki Te wo Furu Watashi ni
「体だけは大事にしなさい」と
「 からだ だけは だいじ にしなさい 」 と
「 Karada dakeha Daiji nishinasai 」 to
咲いた 咲いたよ 春の花
さい た さい たよ はる の はな
Sai ta Sai tayo Haru no Hana
澄み渡る心に咲きほこり
すみ わたる こころ に さき ほこり
Sumi Wataru Kokoro ni Saki hokori
親(うや)ぬありがたみ 肝(ちむ)染(す)みてぃ
おや ( うや ) ぬありがたみ きも ( ちむ ) そめ ( す ) みてぃ
Oya ( uya ) nuarigatami Kimo ( chimu ) Some ( su ) mitei
赤く咲いたよ 我(わ)見ぬ花
あかく さい たよ われ ( わ ) みぬ はな
Akaku Sai tayo Ware ( wa ) Minu Hana
真っ赤なデイゴ咲く花道
まっか な でいご さく はなみち
Makka na deigo Saku Hanamichi