流れ着いた無人島で 彼女は舟を待っている
ながれ つい た むじんとう で かのじょ は ふね を まって いる
Nagare Tsui ta Mujintou de Kanojo ha Fune wo Matte iru
変わったのは君じゃなくて 変われなかった僕なのに
かわ ったのは くん じゃなくて かわ れなかった ぼく なのに
Kawa ttanoha Kun janakute Kawa renakatta Boku nanoni
一人で食べる遅い夕食 一人で見上げる星空
ひとり で たべ る おそい ゆうしょく ひとり で みあげ る ほしぞら
Hitori de Tabe ru Osoi Yuushoku Hitori de Miage ru Hoshizora
一人で浴びるシャワーじゃ この汚れは落とせない
ひとり で あび る しゃわー じゃ この よごれ は おと せない
Hitori de Abi ru shawa^ ja kono Yogore ha Oto senai
そこは一人の愛なき世界 壊れたままの砂時計
そこは ひとり の あい なき せかい こわれ たままの すなどけい
sokoha Hitori no Ai naki Sekai Koware tamamano Sunadokei
モノクロームの月が昇り 光の見えない未来
ものくろーむ の がつ が のぼり ひかり の みえ ない みらい
monokuro^mu no Gatsu ga Nobori Hikari no Mie nai Mirai
もしも愛に背丈があったなら 君を見上げてしまった
もしも あい に せたけ があったなら くん を みあげ てしまった
moshimo Ai ni Setake gaattanara Kun wo Miage teshimatta
今すぐに舟を漕ぎだせば 「まだ間に合う」って言ってほしい
いま すぐに ふね を こぎ だせば 「 まだ まにあう 」 って いっって ほしい
Ima suguni Fune wo Kogi daseba 「 mada Maniau 」 tte Itsutte hoshii
手に持った君の写真で 記憶の荒野を歩いた
てに もった くん の しゃしん で きおく の こうや を あるい た
Teni Motta Kun no Shashin de Kioku no Kouya wo Arui ta
道端には かすみ草 君は言ったね「部屋に飾ろう!」
みちばた には かすみ くさ くん は いっった ね 「 へや に かざろ う ! 」
Michibata niha kasumi Kusa Kun ha Itsutta ne 「 Heya ni Kazaro u ! 」
笑うと八重歯がこぼれる 何処にも矛盾は見えない
わらう と やえば がこぼれる どこ にも むじゅん は みえ ない
Warau to Yaeba gakoboreru Doko nimo Mujun ha Mie nai
眠りに落ちてもこの荒野は 夢の中に現れる
ねむり に おち てもこの こうや は ゆめ の なかに あらわれ る
Nemuri ni Ochi temokono Kouya ha Yume no Nakani Araware ru
ここはいつか君と来た道 手をつなぎ歩いた帰り道
ここはいつか くん と きた みち て をつなぎ あるい た かえりみち
kokohaitsuka Kun to Kita Michi Te wotsunagi Arui ta Kaerimichi
どうしようもないジョークで 笑い転げた道
どうしようもない じょーく で わらい ころげ た みち
doushiyoumonai jo^ku de Warai Koroge ta Michi
もしも愛に瞳があったなら 君は透明のブルー
もしも あい に ひとみ があったなら くん は とうめい の ぶるー
moshimo Ai ni Hitomi gaattanara Kun ha Toumei no buru^
今すぐに舟を漕ぎだせば 「まだ間に合う」って言っておくれ
いま すぐに ふね を こぎ だせば 「 まだ まにあう 」 って いっって おくれ
Ima suguni Fune wo Kogi daseba 「 mada Maniau 」 tte Itsutte okure
ここは一人の愛なき世界 止まったままの壁時計
ここは ひとり の あい なき せかい とま ったままの かべ とけい
kokoha Hitori no Ai naki Sekai Toma ttamamano Kabe Tokei
味のしないビールを飲んで 眺める君のいない未来
あじ のしない びーる を のん で ながめ る くん のいない みらい
Aji noshinai bi^ru wo Non de Nagame ru Kun noinai Mirai
もしも愛に背丈があったなら 君を見上げてしまった
もしも あい に せたけ があったなら くん を みあげ てしまった
moshimo Ai ni Setake gaattanara Kun wo Miage teshimatta
今すぐに舟を漕ぎだせば 「会いたかった」って言ってほしい
いま すぐに ふね を こぎ だせば 「 あい たかった 」 って いっって ほしい
Ima suguni Fune wo Kogi daseba 「 Ai takatta 」 tte Itsutte hoshii
ここはいつか君と来た海 二人はしゃいで泳いだ海
ここはいつか くん と きた うみ ふたり はしゃいで およい だ うみ
kokohaitsuka Kun to Kita Umi Futari hashaide Oyoi da Umi
いつか嵐が過ぎ去れば あの日の穏やかな海
いつか あらし が すぎ され ば あの にち の おだや かな うみ
itsuka Arashi ga Sugi Sare ba ano Nichi no Odaya kana Umi
もしも愛に瞳があったなら 君はこの海のブルー
もしも あい に ひとみ があったなら くん はこの うみ の ぶるー
moshimo Ai ni Hitomi gaattanara Kun hakono Umi no buru^
今すぐに舟を漕ぎだして 「間違ってた」って伝えたい
いま すぐに ふね を こぎ だして 「 まちがって た 」 って つたえ たい
Ima suguni Fune wo Kogi dashite 「 Machigatte ta 」 tte Tsutae tai
今漕いでいるんだ あの島だねきっと
いま こい でいるんだ あの しま だねきっと
Ima Koi deirunda ano Shima danekitto
今漕いでいるんだ かすみ草は持った
いま こい でいるんだ かすみ くさ は もった
Ima Koi deirunda kasumi Kusa ha Motta