Lyric

窓に耳澄まし キミの音を待つ

会いにきてよが言えなくて

期待しては痛む胸

今日の誕生日 渡すはずの時計

握り締めたままで針はもうすぐ

次の日に変わってく

声が聞きたくなったって

喜ぶ顔が見たくたって

もう帰ってこないのに笑顔だけ

悲しいくらい浮かぶの

行かないでと風に乗せて

キミの腕に止まればいいのに

心に触りたくて

届けと空に繋ぐ

出会った頃に咲いていた

胸をそっと甘く包むような

小さく寄り添う白い花

窓からせつなく香るの

心変わりを責めたって仕方ない

でももう待たないと決めてから何度

窓を見てるんだろう

わかってるの不器用って

その優しさに甘えすぎたって

あの「ありがとう」は

「さよなら」よりも

覚悟のある言葉だって

会いたいよと風に乗せて

キミの頬に吹けばいいのに

心に触れなくて

同じ空見えなくて

出会った頃に咲いていた

今も胸の奥 揺れている

キミを一番に愛せたのは

私でありますようにと…

思い出に咲いてるギンモクセイ

窓からせつなく香るの

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