Lyric

君とぼくが

肩をくんで

くるくる落ちてゆくウー

夜空に

花火みたいに

君とぼくきれいに咲いたアー

暗闇の中に写しだされた

夏休みの幻燈会のように

巨大な夢の旅客船が

深い霧の中へ

音もたてずにぼくをのこして

消えていった

ぼくはすでにあの時

ぼくの母と弟が

あの船に乗っていたような

気がしていたのです

船が沈む

君とぼくをのせて

しずかに沈んでゆくウー

夜空に

花火みたいに

君とぼくきれいに咲いたアー

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