Lyric

電車が通るたび

なつかしくゆれる

チャーリーブラウンの店で

君を見つけた

赤いダウンパーカー

ぼくのともだち

あの頃君は

名画座の中で

いつもスクリーンの向うに

孤独を見ていたネ

赤いダウンパーカー

ぼくのともだち

そんなに悲しい

目をしてぼくを見る

昔にこだわる君の話

ぼくにはもう辛すぎる

赤いダウンパーカー

ぼくのともだち

弱虫で静かな君を

ぼくはとっても好きだった

君はぼくのいい友達だった

さよならぼくのともだち

君は少しの

酒に酔い

ぼくは君の淋しい寝息を

聞いている

赤いダウンパーカー

ぼくのともだち

何もなかった

ぼくたちの終りに

君と冷たい牛乳飲んで

声を出さずに笑った

赤いダウンパーカー

ひとごみに消えた

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