青い空よなぜ雲をかかえて走っていく
あおい そら よなぜ くも をかかえて はしって いく
Aoi Sora yonaze Kumo wokakaete Hashitte iku
恋しいだれかをそっと追い掛けるの?
こいし いだれかをそっと おい かけ るの ?
Koishi idarekawosotto Oi Kake runo ?
甘い果実よなぜ蜜を隠して黙っている
あまい かじつ よなぜ みつ を かくし て だまって いる
Amai Kajitsu yonaze Mitsu wo Kakushi te Damatte iru
美味しい所をだれかに残しているの?
おいしい ところ をだれかに のこし ているの ?
Oishii Tokoro wodarekani Nokoshi teiruno ?
おしえてよもう騙されないわ
おしえてよもう だまさ れないわ
oshieteyomou Damasa renaiwa
仮初めの彩度だけぢゃ厭なの
かり はじめ の さいど だけぢゃ えん なの
Kari Hajime no Saido dakeja En nano
・・色眼鏡割り棄てて・・
・・ いろめがね わり すて て ・・
・・ Iromegane Wari Sute te ・・
赤い空よなぜ太陽なんて溶かしていく
あかい そら よなぜ たいよう なんて とか していく
Akai Sora yonaze Taiyou nante Toka shiteiku
敢えないなみだに今日を滲ませるの?
あえ ないなみだに きょう を にじま せるの ?
Ae nainamidani Kyou wo Nijima seruno ?
判るのよちゃんと見極めるわ
わかる のよちゃんと みきわめ るわ
Wakaru noyochanto Mikiwame ruwa
モノクロの濃度だけで好いの
ものくろ の のうど だけで よい の
monokuro no Noudo dakede Yoi no
・・色仕掛取り止めて・・
・・ しょく しかけ とりやめ て ・・
・・ Shoku Shikake Toriyame te ・・
気高いあなたもこの大自然の一端ね
けだかい あなたもこの だいしぜん の いったん ね
Kedakai anatamokono Daishizen no Ittan ne
わたしに見せてよ今尚未開拓の根源
わたしに みせ てよ いま たかし みかいたく の こんげん
watashini Mise teyo Ima Takashi Mikaitaku no Kongen
生きているあなたいのちは無色透明
いき ているあなたいのちは むしょくとうめい
Iki teiruanatainochiha Mushokutoumei
黄色い百合よなぜ別れ際に咲っている
きいろい ゆり よなぜ わかれ さいに さって いる
Kiiroi Yuri yonaze Wakare Saini Satte iru
万代不易を欲するのは無為と云うの?
まんだい ふえき を ほっす るのは むい と いう の ?
Mandai Fueki wo Hossu runoha Mui to Iu no ?
丸い目をすかして求めた全部が愛しい
まるい め をすかして もとめ た ぜんぶ が いとしい
Marui Me wosukashite Motome ta Zenbu ga Itoshii
浅い夢見やしゃんせさあ見やしゃんせ
あさい ゆめみ やしゃんせさあ みや しゃんせ
Asai Yumemi yashansesaa Miya shanse