Lyric

悲しい出来事が

この雨だとしたら

傘をさしても濡れる肩が

正直な気持ちだけど

独りの時こそちゃんと

強くいたいんだと

あまりにも思いすぎて

自分まで失くしそうで

ほんの少し弱音を吐いて

ほんの少し抱きしめてもらいたい

君は許してくれるだろうか

この傘をたためば

僕はびしょぬれの

君を好きだと思うただの男になる

この傘をさして

独りで行くと言うのなら

喜んで渡すよ

バカみたいに君が恋しい

携帯電話を出して

ポケットに戻した

伝えたい言葉がいくつも

世間話に変わってしまうから

雷がひどかった

あの夜と同じように

屋根のない公衆電話から

もう一度話したい

大切な事まで忘れないでと

案ずる君を払い突っ張るほど

僕は何も解っちゃいなかった

この傘をたためば

僕はびしょぬれの

君を好きだと思うただの男なのに

この傘をさして

独りで行くと君が言っても

「勝手にしろ」で片づくほど

強い自分でもないのに

良いときだけ守るような

僕じゃ君を愛せない

悪いときこそ君を守れる

僕じゃなきゃ愛する資格もない

この傘をたためば

僕はびしょぬれの

君を好きだと思うただの男になる

この傘をさして

独りで行くと言うのなら

喜んで渡すよ

バカみたいに君が恋しい

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