洗濯物をかかえて君と
せんたくもの をかかえて くん と
Sentakumono wokakaete Kun to
冬の真夜中散歩に出る
ふゆ の まよなか さんぽ に でる
Fuyu no Mayonaka Sanpo ni Deru
缶コーヒーを2つ買って
かん こーひー を 2 つ かって
Kan ko^hi^ wo 2 tsu Katte
蛍光灯の明かり目指す
けいこうとう の あかり めざす
Keikoutou no Akari Mezasu
僕はダッフルとスエット
ぼくは だっふる と すえっと
Bokuha daffuru to suetto
君は紺のピーコート
くん は こん の ぴーこーと
Kun ha Kon no pi^ko^to
とりとめのない言葉を白い
とりとめのない ことば を しろい
toritomenonai Kotoba wo Shiroi
息にかえながら
いき にかえながら
Iki nikaenagara
乾燥機がしばらく回って
かんそうき がしばらく まわって
Kansouki gashibaraku Mawatte
いくらか暖かくなると
いくらか あたたか くなると
ikuraka Atataka kunaruto
ポケットのコーヒーを出して
ぽけっと の こーひー を だし て
poketto no ko^hi^ wo Dashi te
プルタブ引く音が二つ響く
ぷるたぶ ひく おと が ふたつ ひびく
purutabu Hiku Oto ga Futatsu Hibiku
洗濯物が乾くまでの
せんたくもの が かわく までの
Sentakumono ga Kawaku madeno
ほんの3、40分程の間
ほんの 3 、 40 ふん ほど の かん
honno 3 、 40 Fun Hodo no Kan
それが僕らにとっての
それが ぼくら にとっての
sorega Bokura nitotteno
とても大事な時間だ
とても だいじ な じかん だ
totemo Daiji na Jikan da
切り出しにくいことでも
きりだし にくいことでも
Kiridashi nikuikotodemo
ガラスに映る互いになら
がらす に うつる たがいに なら
garasu ni Utsuru Tagaini nara
素直な気持ちになって
すなお な きもち になって
Sunao na Kimochi ninatte
なんでも話せるから
なんでも はなせ るから
nandemo Hanase rukara
今日まで僕らこの場所で
きょう まで ぼくら この ばしょ で
Kyou made Bokura kono Basho de
いくつ話をしただろう
いくつ はなし をしただろう
ikutsu Hanashi woshitadarou
普段なら甘くて飲まない
ふだん なら あまく て のま ない
Fudan nara Amaku te Noma nai
缶コーヒー何本空けただろう
かん こーひー なんぼん あけ ただろう
Kan ko^hi^ Nanbon Ake tadarou
誰にも言ったことのない
だれ にも いっった ことのない
Dare nimo Itsutta kotononai
夢をうちあけた雪の夜
ゆめ をうちあけた ゆき の よる
Yume wouchiaketa Yuki no Yoru
その夢がかなうまで一緒に
その ゆめ がかなうまで いっしょに
sono Yume gakanaumade Isshoni
頑張ろうと言ってくれたのを覚えてる
がんばろ うと いっって くれたのを おぼえ てる
Ganbaro uto Itsutte kuretanowo Oboe teru
洗濯物が乾くまでの
せんたくもの が かわく までの
Sentakumono ga Kawaku madeno
ほんの3、40分程の間
ほんの 3 、 40 ふん ほど の かん
honno 3 、 40 Fun Hodo no Kan
それが僕らにとっての
それが ぼくら にとっての
sorega Bokura nitotteno
とても大事な時間だ
とても だいじ な じかん だ
totemo Daiji na Jikan da
ふかふかになった気持ちと
ふかふかになった きもち と
fukafukaninatta Kimochi to
タオル冷えないように二人
たおる ひえ ないように ふたり
taoru Hie naiyouni Futari
ぐるぐる巻きのマフラーで
ぐるぐる まき の まふらー で
guruguru Maki no mafura^ de
歩く冬の帰り道
あるく ふゆ の かえりみち
Aruku Fuyu no Kaerimichi
洗濯物が乾くまでの
せんたくもの が かわく までの
Sentakumono ga Kawaku madeno
ほんの3、40分程の間
ほんの 3 、 40 ふん ほど の かん
honno 3 、 40 Fun Hodo no Kan
それが僕らにとっての
それが ぼくら にとっての
sorega Bokura nitotteno
とても大事な時間だ
とても だいじ な じかん だ
totemo Daiji na Jikan da
ふかふかになった気持ちと
ふかふかになった きもち と
fukafukaninatta Kimochi to
タオル冷えないように二人
たおる ひえ ないように ふたり
taoru Hie naiyouni Futari
ぐるぐる巻きのマフラーで
ぐるぐる まき の まふらー で
guruguru Maki no mafura^ de
歩く冬の帰り道
あるく ふゆ の かえりみち
Aruku Fuyu no Kaerimichi
今年の冬は少しくらい
こんねん の ふゆ は すこし くらい
Konnen no Fuyu ha Sukoshi kurai
雪が降るのかな
ゆき が ふる のかな
Yuki ga Furu nokana
僕らの冬の帰り道に
ぼくら の ふゆ の かえりみち に
Bokura no Fuyu no Kaerimichi ni