太陽の塔から
たいよう の とう から
Taiyou no Tou kara
ほんのすぐ上のところまで
ほんのすぐ うえの ところまで
honnosugu Ueno tokoromade
冬曇りの重そうな空が
ふゆ くもり の おもそ うな そら が
Fuyu Kumori no Omoso una Sora ga
下がっていたけど
さが っていたけど
Saga tteitakedo
平日の誰もいない万博後の遊園地
へいじつ の だれも いない ばんぱく のちの ゆうえんち
Heijitsu no Daremo inai Banpaku Nochino Yuuenchi
コンコースを駆け抜けて振り向けば
こんこーす を かけ ぬけ て ふりむけ ば
konko^su wo Kake Nuke te Furimuke ba
家族の笑顔が見えるから
かぞく の えがお が みえ るから
Kazoku no Egao ga Mie rukara
今日は特別な日なんだと思い込んで
こんにちは とくべつ な にち なんだと おもいこん で
Konnichiha Tokubetsu na Nichi nandato Omoikon de
店のおじさんが飛ばしていた
みせ のおじさんが とば していた
Mise noojisanga Toba shiteita
羽を羽ばたかせて飛ぶ鳥のおもちゃを
はね を はね ばたかせて とぶ とり のおもちゃを
Hane wo Hane batakasete Tobu Tori noomochawo
僕はせがんで買ってもらったんだ
ぼくは せがんで かって もらったんだ
Bokuha segande Katte morattanda
こんな嬉しい今日が僕に
こんな うれし い きょう が ぼく に
konna Ureshi i Kyou ga Boku ni
来るなんて少し怖くなった
くる なんて すこし こわく なった
Kuru nante Sukoshi Kowaku natta
まだ上手く飛ばせなくて
まだ うまく とば せなくて
mada Umaku Toba senakute
落ちた鳥をあわてて拾い上げて
おち た とり をあわてて ひろい あげ て
Ochi ta Tori woawatete Hiroi Age te
胸に抱いた
むね に だい た
Mune ni Dai ta
でもそんな日は出口のゲートの
でもそんな にち は でぐち の げーと の
demosonna Nichi ha Deguchi no ge^to no
手前で終わった
てまえ で おわ った
Temae de Owa tta
無駄使いをさせた僕のせいで
むだづかい をさせた ぼく のせいで
Mudazukai wosaseta Boku noseide
母さんが怒りだした
かあさん が いかり だした
Kaasan ga Ikari dashita
急に体が震えて返さなきゃと
きゅうに からだ が ふるえ て かえさ なきゃと
Kyuuni Karada ga Furue te Kaesa nakyato
慌てて見たら
あわて て みた ら
Awate te Mita ra
まだへたくそで落とした時の
まだへたくそで おと した ときの
madahetakusode Oto shita Tokino
傷が付いて返せない
きず が つい て かえせ ない
Kizu ga Tsui te Kaese nai
指に触れているへこんだブリキが
ゆび に ふれて いるへこんだ ぶりき が
Yubi ni Furete iruhekonda buriki ga
とても冷たい感じがした
とても つめた い かんじ がした
totemo Tsumeta i Kanji gashita
曇り空は全ての色を奪い
くもり そら は すべて の しょく を うばい
Kumori Sora ha Subete no Shoku wo Ubai
まるで死んだ鳥を抱いてる気持ちだった
まるで しん だ とり を だい てる きもち だった
marude Shin da Tori wo Dai teru Kimochi datta
みんなが笑うための場所で
みんなが わらう ための ばしょ で
minnaga Warau tameno Basho de
悲しくて泣くのはもう嫌だ
かなし くて なく のはもう いやだ
Kanashi kute Naku nohamou Iyada
あんな怖い顔で
あんな こわい かお で
anna Kowai Kao de
怒らせてしまうその理由が
いから せてしまうその りゆう が
Ikara seteshimausono Riyuu ga
いつも僕なのが悲しい
いつも ぼく なのが かなし い
itsumo Boku nanoga Kanashi i
あの時あんなに泣いたことも
あの とき あんなに ない たことも
ano Toki annani Nai takotomo
今は笑い話だけれど
いま は わらいばなし だけれど
Ima ha Waraibanashi dakeredo
相手の喜ぶことをまず先に出来る
あいて の よろこぶ ことをまず さきに できる
Aite no Yorokobu kotowomazu Sakini Dekiru
僕にならなくちゃだめだ
ぼく にならなくちゃだめだ
Boku ninaranakuchadameda
あの日の事があったからこそ
あの にち の こと があったからこそ
ano Nichi no Koto gaattakarakoso
この答えを諦めずに
この こたえ を あきらめ ずに
kono Kotae wo Akirame zuni
探し続けられた
さがし つづけ られた
Sagashi Tsuzuke rareta
そして30年経った今日やっと
そして 30 ねん へった きょう やっと
soshite 30 Nen Hetta Kyou yatto
願いは叶った
ねがい は かなった
Negai ha Kanatta
家族みんながずっと笑ったまま
かぞく みんながずっと わらった まま
Kazoku minnagazutto Waratta mama
幸せな今日が今
しあわせ な きょう が いま
Shiawase na Kyou ga Ima
終わった
おわ った
Owa tta