Lyric

突然の風に帽子を飛ばされた朝 生まれて初めての季節に出会う

幾度となく繰り返して来た おおらかな息吹が

僕の人生の第二幕の始まりを静かに告げる

暗い大地に朽ち果てた果実の中で今目覚める揺るぎない光

春が来る僕らに春が来る

砂埃巻き上げる風とともに

春が来る僕らに春が来る

悲しみの季節を越えて

誰より自分が一番大切だった頃 とっておきの夢は何より輝いていた

けれど夢という名前で呼んでいたものがいつの間にか

なんてちっぽけなつまらない自分のプライドに変わったんだろう

全て失い絶望に打ちのめされそして君は目覚める本当の夢に

春が来る君にも春が来る

巡りくる季節は誰一人置き去りにしない

春が来る君にも春が来る

たとえ今君が泣いていようと

いつか最後の冬に躰を横たえるとき僕はきっと感じるだろう

いつかまた君に出会う時を

春が来る僕らに春が来る

砂埃巻き上げる風とともに

春が来る僕らに春が来る

悲しみの季節を越えて

巡りゆく命を連れて

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