Lyric

まるであの娘が 叫んだような

霧笛ひとつに 振り返る

男の未練は 絵にならないと

潮の香りの 小雨が叱る

逢って詫びたい こともある

ここは しぐれの 港町

濡れて桟橋 ひとりで立てば

遠いあの日が よみがえる

男のわがまま 泣かせた夜も

沖にブイの灯 哀しく揺れた

いまはわかるよ その傷(いた)み

ここは しぐれの 港町

出船入船 燈台あかり

明日の行方を 照らすのか

旅立つ船さえ いつかは帰る

俺の港は おまえの胸さ

抱いてやりたい おもいきり

ここは しぐれの 港町

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