恋に破れた 男の肩に
こい に やぶれ た おとこ の かた に
Koi ni Yabure ta Otoko no Kata ni
月が隠れて 雨が降る
がつ が かくれ て あめ が ふる
Gatsu ga Kakure te Ame ga Furu
夜の波間の きらめきが
よる の なみま の きらめきが
Yoru no Namima no kiramekiga
辛い心を 辛い心を 浮かべて揺れる
つらい こころ を つらい こころ を うか べて ゆれ る
Tsurai Kokoro wo Tsurai Kokoro wo Uka bete Yure ru
「優しいひとだったよなあ」
「 やさしい ひとだったよなあ 」
「 Yasashii hitodattayonaa 」
想い出させる あぁ 東京 霧笛
おもいで させる あぁ とうきょう むてき
Omoide saseru aa Toukyou Muteki
花は咲いても 何時かは散ると
はな は さい ても なんじ かは ちる と
Hana ha Sai temo Nanji kaha Chiru to
季節変われば 知らされる
きせつ かわ れば しら される
Kisetsu Kawa reba Shira sareru
僕が支えて やるんだと
ぼく が ささえ て やるんだと
Boku ga Sasae te yarundato
懲りているのに 懲りているのに ついまた惚れた
こり ているのに こり ているのに ついまた ほれ た
Kori teirunoni Kori teirunoni tsuimata Hore ta
「今頃どうしているのかなあ」
「 いまごろ どうしているのかなあ 」
「 Imagoro doushiteirunokanaa 」
消えぬ面影 あぁ 東京 霧笛
きえ ぬ おもかげ あぁ とうきょう むてき
Kie nu Omokage aa Toukyou Muteki
雨に霞んだ お台場あたり
あめ に かすん だ お だいば あたり
Ame ni Kasun da o Daiba atari
海に捨てたい 寂しさを
うみ に すて たい さびし さを
Umi ni Sute tai Sabishi sawo
愛の終わりを 告げるよに
あい の おわり を つげ るよに
Ai no Owari wo Tsuge ruyoni
船が港を 船が港を 離れて消える
ふね が みなと を ふね が みなと を はなれ て きえ る
Fune ga Minato wo Fune ga Minato wo Hanare te Kie ru
「もう一度逢いたいなぁ」
「 もう いちど あい たいなぁ 」
「 mou Ichido Ai tainaa 」
未練断ち切る あぁ 東京 霧笛
みれん たち きる あぁ とうきょう むてき
Miren Tachi Kiru aa Toukyou Muteki