松の林に 朧月 浮んでる あの夜の様に 絵画にある
まつ の はやし に おぼろづき うかん でる あの よる の ように かいが にある
Matsu no Hayashi ni Oborozuki Ukan deru ano Yoru no Youni Kaiga niaru
不思議な夜 君が 残したものは 根付けの鈴
ふしぎ な よる くん が のこした ものは ねづけ の すず
Fushigi na Yoru Kun ga Nokoshita monoha Nezuke no Suzu
想い遥かに 独り吹く 笛の音は 心静かに 鈴の音に 心を合わせてく
おもい はるか に ひとり ふく ふえ の おと は こころ しずか に すず の おと に こころ を あわ せてく
Omoi Haruka ni Hitori Fuku Fue no Oto ha Kokoro Shizuka ni Suzu no Oto ni Kokoro wo Awa seteku
羽織離せぬ夜に 独り想いの侭に
はおり はなせ ぬ よる に ひとり おもい の まま に
Haori Hanase nu Yoru ni Hitori Omoi no Mama ni
恋心は 花の様に とても傷つきやすく
こいごころ は はな の ように とても きずつ きやすく
Koigokoro ha Hana no Youni totemo Kizutsu kiyasuku
届きそうで 届かなくて 人知れず咲いている
とどき そうで とどか なくて ひとしれず さい ている
Todoki soude Todoka nakute Hitoshirezu Sai teiru
君に贈ろう 貝殻を 磨かれたコバルト色の 長い時間を
くん に おくろ う かいがら を みがか れた こばると しょく の ながい じかん を
Kun ni Okuro u Kaigara wo Migaka reta kobaruto Shoku no Nagai Jikan wo
この浜辺と共に この想いと共に
この はまべ と ともに この おもい と ともに
kono Hamabe to Tomoni kono Omoi to Tomoni
恋心は 花の様に 気高く散るその日まで
こいごころ は はな の ように けたか く ちる その にち まで
Koigokoro ha Hana no Youni Ketaka ku Chiru sono Nichi made
壊れそうで 壊れなくて 人の胸に咲いている
こわれ そうで こわれ なくて にん の むね に さい ている
Koware soude Koware nakute Nin no Mune ni Sai teiru
鈴の音に委せて 凛々と委せて
すず の おと に まかせ て りんりん と まかせ て
Suzu no Oto ni Makase te Rinrin to Makase te
笛の音に委せて この月に映して
ふえ の おと に まかせ て この がつ に うつし て
Fue no Oto ni Makase te kono Gatsu ni Utsushi te
恋心は 花の様に とても美しいから
こいごころ は はな の ように とても うつくし いから
Koigokoro ha Hana no Youni totemo Utsukushi ikara
届きそうで 届かなくて 誰かの為に咲く
とどき そうで とどか なくて だれか の ために さく
Todoki soude Todoka nakute Dareka no Tameni Saku
恋心は 花の様に 気高く散るその日まで
こいごころ は はな の ように けたか く ちる その にち まで
Koigokoro ha Hana no Youni Ketaka ku Chiru sono Nichi made
壊れそうで 壊れなくて 人の胸に咲いている
こわれ そうで こわれ なくて にん の むね に さい ている
Koware soude Koware nakute Nin no Mune ni Sai teiru