丘の上の小さな家に住む
おか の うえの ちいさ な いえ に すむ
Oka no Ueno Chiisa na Ie ni Sumu
あなたと私二人だけ
あなたと わたし ふたり だけ
anatato Watashi Futari dake
だれも見てないときに
だれも みて ないときに
daremo Mite naitokini
ひっそりと建つ
ひっそりと たつ
hissorito Tatsu
私はとても臆病で
わたし はとても おくびょう で
Watashi hatotemo Okubyou de
あなたを見つめる背景に
あなたを みつ める はいけい に
anatawo Mitsu meru Haikei ni
声をあげてしまう
こえ をあげてしまう
Koe woageteshimau
タ日が燃えてしまえばいいのに
た にち が もえ てしまえばいいのに
ta Nichi ga Moe teshimaebaiinoni
一日の終わりを告げる鐘も
ついたち の おわり を つげ る かね も
Tsuitachi no Owari wo Tsuge ru Kane mo
夜のとばりも
よる のとばりも
Yoru notobarimo
馬のしっぽのような木が立ってる
うま のしっぽのような き が たって る
Uma noshipponoyouna Ki ga Tatte ru
誰かが遠くやってきて
だれか が とおく やってきて
Dareka ga Tooku yattekite
厚い本を詠みながら
あつい ほん を よみ ながら
Atsui Hon wo Yomi nagara
何かそっと唱えている
なにか そっと となえ ている
Nanika sotto Tonae teiru
私は彼に聞いてみる
わたし は かれ に きい てみる
Watashi ha Kare ni Kii temiru
あなたが背負う未来について
あなたが せおう みらい について
anataga Seou Mirai nitsuite
何もわかるはずもないのに
なにも わかるはずもないのに
Nanimo wakaruhazumonainoni
朝日が燃えてしまえばいいのに
あさひ が もえ てしまえばいいのに
Asahi ga Moe teshimaebaiinoni
一日の始まりを告げる時計も
ついたち の はじまり を つげ る とけい も
Tsuitachi no Hajimari wo Tsuge ru Tokei mo
止まってしまって
とま ってしまって
Toma tteshimatte