薄紅のランプシェード
うすべに の らんぷしぇーど
Usubeni no ranpushie^do
雪の毛布に影を映し
ゆき の もうふ に かげ を うつし
Yuki no Moufu ni Kage wo Utsushi
ゆらゆらと揺られながら
ゆらゆらと ゆら れながら
yurayurato Yura renagara
帰り路を暖める
かえりみち を あたため る
Kaerimichi wo Atatame ru
風に震える柊の枝に結ぶ
かぜ に ふるえ る ひいらぎ の えだ に むすぶ
Kaze ni Furue ru Hiiragi no Eda ni Musubu
誰かが落とした 銀の鈴の音
だれか が おと した ぎん の すず の おと
Dareka ga Oto shita Gin no Suzu no Oto
見渡し限りに
みわたし かぎり に
Miwatashi Kagiri ni
降りつもるものは
おり つもるものは
Ori tsumorumonoha
長い冬の姿をしたあなた
ながい ふゆ の すがた をしたあなた
Nagai Fuyu no Sugata woshitaanata
編み上げの長いロープ
あみ あげ の ながい ろーぷ
Ami Age no Nagai ro^pu
引き摺るように歩く
びき する ように あるく
Biki Suru youni Aruku
白く染まった髪を束ね
しろく そま った かみ を たばね
Shiroku Soma tta Kami wo Tabane
ふり返りもせずに
ふり かえり もせずに
furi Kaeri mosezuni
見渡す限りを
みわたす かぎり を
Miwatasu Kagiri wo
埋め尽くすものは
うめ つくす ものは
Ume Tsukusu monoha
長い冬の姿をしたあなた
ながい ふゆ の すがた をしたあなた
Nagai Fuyu no Sugata woshitaanata
指先で押し広げた
ゆびさき で おし ひろげ た
Yubisaki de Oshi Hiroge ta
クロッカスの花びら鳴らし
くろっかす の はなびら なら し
kurokkasu no Hanabira Nara shi
足跡をたどるように
そくせき をたどるように
Sokuseki wotadoruyouni
どこまでも歩いてく
どこまでも あるい てく
dokomademo Arui teku
どこまでも歩いてく
どこまでも あるい てく
dokomademo Arui teku
どこまでも歩いてく
どこまでも あるい てく
dokomademo Arui teku