Lyric

ひび割れた壁にもたれて

暗闇の中で彼を

待ち伏せて獣のように

眼を光らせる

手に握るの鉄塊

ただ殺意の為だけに

創られたそれを眺めて

悪魔に祈る

ああ 私は見たい、銃口を突き付けられた彼が

どんなふうに 命乞いをしてみせるのか

縛りつけられて哀れに

泣き叫ぶ彼を嘲笑う

でもそんなことで渇きは

収まりはしない

ああ 殺意まみれの鉛が彼を撃ち抜く様を

想像して 身体の芯が疼いてくる

ああ 最初は脚を 次には腕を 耳を吹き飛ばし

そして最後に その眉間に 狙い定め…

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