踏みにじられるだれの 無慈悲すぎる運命に
ふみ にじられるだれの むじひ すぎる うんめい に
Fumi nijirarerudareno Mujihi sugiru Unmei ni
別れ告げて眼を開く
わかれ つげ て め を ひらく
Wakare Tsuge te Me wo Hiraku
立ち入る者など無い 不可知を彷徨え
たちいる もの など ない ふか ち を ほうこう え
Tachiiru Mono nado Nai Fuka Chi wo Houkou e
篭の中の旅人
かご の なかの たびびと
Kago no Nakano Tabibito
自分自身さえ 不確かな荒野で
じぶんじしん さえ ふたしか な こうや で
Jibunjishin sae Futashika na Kouya de
流離う君の姿は 虹色を帯びた胡蝶の標
さすらう くん の すがた は にじいろ を おび た こちょう の しるべ
Sasurau Kun no Sugata ha Nijiiro wo Obi ta Kochou no Shirube
融けあう夢 交わる意思
とけ あう ゆめ まじわ る いし
Toke au Yume Majiwa ru Ishi
重ね描く 幻視の解
おもね えがく げんし の かい
Omone Egaku Genshi no Kai
接ぎ合わせ 織り上げながら
つぎ あわ せ おり あげ ながら
Tsugi Awa se Ori Age nagara
ここに誓う 護りぬくと
ここに ちかう まもり ぬくと
kokoni Chikau Mamori nukuto
そして祈る 幸あれと
そして いのる さいわあ れと
soshite Inoru Saiwaa reto
例えそれが 絵空事だとしても
たとえ それが えそらごと だとしても
Tatoe sorega Esoragoto datoshitemo
ふたり 強く 決して絆、見失わない
ふたり つよく けっして きずな 、 みうしなわ ない
futari Tsuyoku Kesshite Kizuna 、 Miushinawa nai
煌めき潰えてゆく 幾多の魂たち
こう めき ついえ てゆく いくた の たましい たち
Kou meki Tsuie teyuku Ikuta no Tamashii tachi
軋むような悲鳴すらも
きしむ ような ひめい すらも
Kishimu youna Himei suramo
浅ましく奪い取る 卑しき正義を
せん ましく うばい とる いやし き せいぎ を
Sen mashiku Ubai Toru Iyashi ki Seigi wo
無感動に見ていた
むかん どう に みて いた
Mukan Dou ni Mite ita
遠き日の追想 手放した故郷
とおき にち の ついそう てばなし た こきょう
Tooki Nichi no Tsuisou Tebanashi ta Kokyou
幼い僕は愚かで 喪失の意味も判らないまま…
おさない ぼくは おろか で そうしつ の いみ も わから ないまま …
Osanai Bokuha Oroka de Soushitsu no Imi mo Wakara naimama …
等しく齎される 終焉の輪廻など
ひとし く せい される しゅうえん の りんね など
Hitoshi ku Sei sareru Shuuen no Rinne nado
認めないと声高に 自由求めて今 疾る
みとめ ないと こわだか に じゆう もとめ て いま しつ る
Mitome naito Kowadaka ni Jiyuu Motome te Ima Shitsu ru
融けあう夢 交わる意思
とけ あう ゆめ まじわ る いし
Toke au Yume Majiwa ru Ishi
重ね描く 幻視の解
おもね えがく げんし の かい
Omone Egaku Genshi no Kai
接ぎ合わせ 織り上げながら
つぎ あわ せ おり あげ ながら
Tsugi Awa se Ori Age nagara
僕は、探す 未知の果てを
ぼくは 、 さがす みち の はて を
Bokuha 、 Sagasu Michi no Hate wo
君は、掴む 真実を
くん は 、 つかむ しんじつ を
Kun ha 、 Tsukamu Shinjitsu wo
仮初を纏ったままで
かり はつ を まとった ままで
Kari Hatsu wo Matotta mamade
ここに誓う 護りぬくと
ここに ちかう まもり ぬくと
kokoni Chikau Mamori nukuto
そして祈る 幸あれと
そして いのる さいわあ れと
soshite Inoru Saiwaa reto
崩れ墜ちる 破滅に囚われても
くずれ おちる はめつ に とらわ れても
Kuzure Ochiru Hametsu ni Torawa retemo
どうか 強く 決して絆、離さずにいて
どうか つよく けっして きずな 、 はなさ ずにいて
douka Tsuyoku Kesshite Kizuna 、 Hanasa zuniite
誰も知らない僕らだけの 永久の、譚(うた)――
だれも しら ない ぼくら だけの えいきゅう の 、 たん ( うた ) ――
Daremo Shira nai Bokura dakeno Eikyuu no 、 Tan ( uta ) ――