枝の折れた樹は なにを伝えるのか
えだ の おれ た き は なにを つたえ るのか
Eda no Ore ta Ki ha naniwo Tsutae runoka
音のない風は 何処へ吹くのか
おと のない かぜ は どこ へ ふく のか
Oto nonai Kaze ha Doko he Fuku noka
幸せはどれだけの 悲しみの報酬(むくい)でしょう
しあわせ はどれだけの かなしみ の ほうしゅう ( むくい ) でしょう
Shiawase hadoredakeno Kanashimi no Houshuu ( mukui ) deshou
涙の嵩 測る日々よ
なみだ の かさ はかる ひび よ
Namida no Kasa Hakaru Hibi yo
祈りばかり 胸にあふれ
いのり ばかり むね にあふれ
Inori bakari Mune niafure
それは手に掬う水のようで
それは てに すくう みず のようで
soreha Teni Sukuu Mizu noyoude
心は心を 救えるだろう
こころは こころ を すくえ るだろう
Kokoroha Kokoro wo Sukue rudarou
絶えることのない時の運命(さだめ)に
たえ ることのない ときの うんめい ( さだめ ) に
Tae rukotononai Tokino Unmei ( sadame ) ni
失うことにも意味があるから
うしなう ことにも いみ があるから
Ushinau kotonimo Imi gaarukara
夢はかならず夢を伝う
ゆめ はかならず ゆめ を つたう
Yume hakanarazu Yume wo Tsutau
欠けてゆく月は 誰を見ているのか
かけ てゆく がつ は だれ を みて いるのか
Kake teyuku Gatsu ha Dare wo Mite irunoka
散り急ぐ花は いつ帰るのか
ちり いそぐ はな は いつ かえる のか
Chiri Isogu Hana ha itsu Kaeru noka
それぞれに 燃ゆるもの 松明に変えながら
それぞれに もゆ るもの まつ めい に かえ ながら
sorezoreni Moyu rumono Matsu Mei ni Kae nagara
次の道へ 渡せまいか
つぎの みち へ わたせ まいか
Tsugino Michi he Watase maika
ふたつとない 鼓動の果て
ふたつとない こどう の はて
futatsutonai Kodou no Hate
遠く導いて星は巡る
とおく みちびい て ほし は めぐる
Tooku Michibii te Hoshi ha Meguru
心は心を 救えるだろう
こころは こころ を すくえ るだろう
Kokoroha Kokoro wo Sukue rudarou
迷い混ざり合う時の流れに
まよい まざりあう ときの ながれ に
Mayoi Mazariau Tokino Nagare ni
傷つけあうほど労わりながら
きずつ けあうほど ろう わりながら
Kizutsu keauhodo Rou warinagara
人ははじめて人になれる
にん ははじめて にん になれる
Nin hahajimete Nin ninareru
いのちをください 愛にください
いのちをください あい にください
inochiwokudasai Ai nikudasai
声はどこまでも響くのだろう
こえ はどこまでも ひびく のだろう
Koe hadokomademo Hibiku nodarou
この身を捧げて叶うのならば
この みを ささげ て かなう のならば
kono Miwo Sasage te Kanau nonaraba
あなたを守る森になろう
あなたを まもる もり になろう
anatawo Mamoru Mori ninarou
心は心を 救えるだろう
こころは こころ を すくえ るだろう
Kokoroha Kokoro wo Sukue rudarou
絶えることのない時の運命に
たえ ることのない ときの うんめい に
Tae rukotononai Tokino Unmei ni
失うことにも意味があるから
うしなう ことにも いみ があるから
Ushinau kotonimo Imi gaarukara
夢はかならず夢を伝う
ゆめ はかならず ゆめ を つたう
Yume hakanarazu Yume wo Tsutau