橋の上に立ち 見渡せる長い
はし の うえに たち みわたせ る ながい
Hashi no Ueni Tachi Miwatase ru Nagai
土手沿いの桜並木は
どて そい の さくら なみき は
Dote Soi no Sakura Namiki ha
春になれば今も きれいですか 君は元気ですか
はる になれば いま も きれいですか くん は げんき ですか
Haru ninareba Ima mo kireidesuka Kun ha Genki desuka
この橋を渡り 生まれた街を
この はし を わたり うまれ た まち を
kono Hashi wo Watari Umare ta Machi wo
手離して 僕は生きてる
てばなし て ぼくは いき てる
Tebanashi te Bokuha Iki teru
「そこには 何があるの?」君の声が耳をかすめるよ
「 そこには なに があるの ? 」 くん の こえ が みみ をかすめるよ
「 sokoniha Nani gaaruno ? 」 Kun no Koe ga Mimi wokasumeruyo
明日だけを見つめる街で 僕は君を忘れかけた
あした だけを みつ める まち で ぼくは くん を わすれ かけた
Ashita dakewo Mitsu meru Machi de Bokuha Kun wo Wasure kaketa
水面を見下ろすベンチで 君は急に真顔で
すいめん を みおろ す べんち で くん は きゅうに まがお で
Suimen wo Mioro su benchi de Kun ha Kyuuni Magao de
何を言おうとした
なにを いお うとした
Naniwo Io utoshita
照れながら話をそらせて別れた 僕らは
てれ ながら はなし をそらせて わかれ た ぼくら は
Tere nagara Hanashi wosorasete Wakare ta Bokura ha
橋の上で
はし の うえで
Hashi no Uede
仕事のチャンスをやっとつかんだよ
しごと の ちゃんす をやっとつかんだよ
Shigoto no chansu woyattotsukandayo
君にしつこく聞かせていた
くん にしつこく きか せていた
Kun nishitsukoku Kika seteita
「何か遠い話ね」君の声に言葉をのみこんだ
「 なにか とおい はなし ね 」 くん の こえ に ことば をのみこんだ
「 Nanika Tooi Hanashi ne 」 Kun no Koe ni Kotoba wonomikonda
忘れてはいけないものに目をつぶって歩いてるとしても
わすれ てはいけないものに め をつぶって あるい てるとしても
Wasure tehaikenaimononi Me wotsubutte Arui terutoshitemo
ここには何があるのか うまく言えないまま
ここには なに があるのか うまく いえ ないまま
kokoniha Nani gaarunoka umaku Ie naimama
日々をもがいている
ひび をもがいている
Hibi womogaiteiru
だけど僕は夢を捨てて生きれない 僕らを
だけど ぼくは ゆめ を すて て いき れない ぼくら を
dakedo Bokuha Yume wo Sute te Iki renai Bokura wo
橋よつないでいてくれ
はし よつないでいてくれ
Hashi yotsunaideitekure
枝垂れ桜の木々は4月の終わりに
しだれざくら の きぎ は 4 がつ の おわり に
Shidarezakura no Kigi ha 4 Gatsu no Owari ni
いつも色づいて
いつも しょく づいて
itsumo Shoku zuite
少し遅めの春を待ちわびていたね 僕らは
すこし おそめ の はる を まち わびていたね ぼくら は
Sukoshi Osome no Haru wo Machi wabiteitane Bokura ha
橋の上で
はし の うえで
Hashi no Uede