Lyric

人里はなれ 出かけたヴィラの

窓からのぞく メイプルの葉は

風が吹くたび 哀しく揺れて

心細さにふたり寄り添う

ブランケットにくるまって 言葉もなく抱き合い

共犯者たちの夜は 更けゆく

明日の見えぬ恋だと わかってるのに堕ちてく

痛みと背中合わせの歓び

置き去りにした すべてのものを

手放す勇気 ふたりにはない

焔(ほのお)がやがて 燃え尽きるように

この情熱も 終わりが来るの?

苦いココアを分け合う 他愛ない時間(とき)の重さ

知りながらなぜ 私は恋する

カシミアの腕まくらで 見つめるあなたの瞳

お願いだから 泣いたりしないで

もと来た道を帰れば

いつもどおりの毎日が 待っているのよ

安心して。

Options