記憶からこぼれ落ちてゆく雨粒
きおく からこぼれ おち てゆく あまつぶ
Kioku karakobore Ochi teyuku Amatsubu
光に包まれて
ひかり に つつま れて
Hikari ni Tsutsuma rete
ソメイヨシノ達
そめいよしの たち
someiyoshino Tachi
今年も また咲き誇るの
こんねん も また さき ほこる の
Konnen mo mata Saki Hokoru no
悩める睫毛の見つめる先は定まらないの
なやめ る まつげ の みつ める さき は さだま らないの
Nayame ru Matsuge no Mitsu meru Saki ha Sadama ranaino
無重力に浮かぶ昨日と明日を繋ぎ合わせている
むじゅうりょく に うか ぶ きのう と あした を つなぎ あわ せている
Mujuuryoku ni Uka bu Kinou to Ashita wo Tsunagi Awa seteiru
言い訳ばかりの君の哲学 僕の未来図
いいわけ ばかりの くん の てつがく ぼく の みらい ず
Iiwake bakarino Kun no Tetsugaku Boku no Mirai Zu
聞き飽きたよ
きき あき たよ
Kiki Aki tayo
だけど2人は いつだって真剣になれたね
だけど 2 にん は いつだって しんけん になれたね
dakedo 2 Nin ha itsudatte Shinken ninaretane
君と出会った季節がまた巡るよ
くん と であった きせつ がまた めぐる よ
Kun to Deatta Kisetsu gamata Meguru yo
「2人で過ごす春は最後になるね...」
「 2 にん で すご す はる は さいご になるね ... 」
「 2 Nin de Sugo su Haru ha Saigo ninarune ... 」
背中越しに気付いてた
せなか こし に きづい てた
Senaka Koshi ni Kizui teta
記憶からこぼれ落ちてゆく雨粒
きおく からこぼれ おち てゆく あまつぶ
Kioku karakobore Ochi teyuku Amatsubu
降り止まないけれど
おり とま ないけれど
Ori Toma naikeredo
ソメイヨシノ達 大地の涙 吸い上げて
そめいよしの たち だいち の なみだ すい あげ て
someiyoshino Tachi Daichi no Namida Sui Age te
悲しい色合いのこの空に 花を咲かせるの
かなし い いろあい のこの そら に はな を さか せるの
Kanashi i Iroai nokono Sora ni Hana wo Saka seruno
水彩のキャンバス 柔らかに染めてゆく
すいさい の きゃんばす やわら かに そめ てゆく
Suisai no kyanbasu Yawara kani Some teyuku
優しくて...
やさし くて ...
Yasashi kute ...
ラララ...
ららら ...
rarara ...
何も言わないで 通り過ぎてゆく時間の風は
なにも いわ ないで とおり すぎ てゆく じかん の かぜ は
Nanimo Iwa naide Toori Sugi teyuku Jikan no Kaze ha
明らかなる変化や別れを 次々と運び続けてる
あきらか なる へんか や わかれ を つぎつぎ と はこび つづけ てる
Akiraka naru Henka ya Wakare wo Tsugitsugi to Hakobi Tsuzuke teru
ぐるぐる遠く回り続けた星が
ぐるぐる とおく まわり つづけ た ほし が
guruguru Tooku Mawari Tsuzuke ta Hoshi ga
あの日と同じ瞬間を知らせてる
あの にち と おなじ しゅんかん を しらせ てる
ano Nichi to Onaji Shunkan wo Shirase teru
壊れるようなキスをした...
こわれ るような きす をした ...
Koware ruyouna kisu woshita ...
君は花に紛れ込み
くん は はな に まぎれ こみ
Kun ha Hana ni Magire Komi
僕は空に忍び込む
ぼくは そら に しのび こむ
Bokuha Sora ni Shinobi Komu
安心できる場所が違うんだ
あんしん できる ばしょ が ちがう んだ
Anshin dekiru Basho ga Chigau nda
記憶からこぼれ落ちてゆく雨粒
きおく からこぼれ おち てゆく あまつぶ
Kioku karakobore Ochi teyuku Amatsubu
降り止まないれけど
おり とま ないれけど
Ori Toma nairekedo
ソメイヨシノ達 大地の涙 吸い上げて
そめいよしの たち だいち の なみだ すい あげ て
someiyoshino Tachi Daichi no Namida Sui Age te
悲しい色合いのこの空に 花を咲かせるの
かなし い いろあい のこの そら に はな を さか せるの
Kanashi i Iroai nokono Sora ni Hana wo Saka seruno
流れは続いてく
ながれ は つづい てく
Nagare ha Tsuzui teku
雪解け水のように...
ゆきどけ みず のように ...
Yukidoke Mizu noyouni ...
僕達が忘れても。
ぼくたち が わすれ ても 。
Bokutachi ga Wasure temo 。