小犬に生れた君が 倖せだったらいいけれど
こいぬ に うまれ た くん が しあわせ だったらいいけれど
Koinu ni Umare ta Kun ga Shiawase dattaraiikeredo
残り少ない 僕の人生の 隣りを歩くそれだけで
のこり すくない ぼく の じんせい の となり を あるく それだけで
Nokori Sukunai Boku no Jinsei no Tonari wo Aruku soredakede
もうすぐ君も五歳の 誕生日がやって来るね
もうすぐ くん も ごさい の たんじょうび がやって くる ね
mousugu Kun mo Gosai no Tanjoubi gayatte Kuru ne
その日は内緒で ショートケーキを 丸ごと食べようね
その にち は ないしょ で しょーとけーき を まる ごと たべ ようね
sono Nichi ha Naisho de sho^toke^ki wo Maru goto Tabe youne
もしも僕に 何かがあっても 後を追いかけ探すなよ
もしも ぼく に なにか があっても のち を おい かけ さがす なよ
moshimo Boku ni Nanika gaattemo Nochi wo Oi kake Sagasu nayo
ひとりで妻が泣いていたら 離れずそばに居てくれ
ひとりで つま が ない ていたら はなれ ずそばに いて くれ
hitoride Tsuma ga Nai teitara Hanare zusobani Ite kure
桜の花を あと何回 君と一緒に見れるだろうか
さくら の はな を あと なんかい くん と いっしょに みれ るだろうか
Sakura no Hana wo ato Nankai Kun to Isshoni Mire rudarouka
君は僕の 君は僕の 最後の親友だから
くん は ぼく の くん は ぼく の さいご の しんゆう だから
Kun ha Boku no Kun ha Boku no Saigo no Shinyuu dakara
本当の母さん知らず 生れてすぐにもらわれて
ほんとう の かあさん しらず うまれ てすぐにもらわれて
Hontou no Kaasan Shirazu Umare tesugunimorawarete
妻が抱きしめ ボクの家(うち)に来た あの日を今もおぼえてる
つま が だき しめ ぼく の いえ ( うち ) に きた あの にち を いま もおぼえてる
Tsuma ga Daki shime boku no Ie ( uchi ) ni Kita ano Nichi wo Ima mooboeteru
子供がいない妻は 私が生んだのと笑って
こども がいない つま は わたし が うん だのと わらって
Kodomo gainai Tsuma ha Watashi ga Un danoto Waratte
恥ずかしそうな その一言が 僕にはつらかった
はずかし そうな その ひとこと が ぼく にはつらかった
Hazukashi souna sono Hitokoto ga Boku nihatsurakatta
もしも僕に 何かがあったら ふたりぼっちにさせるから
もしも ぼく に なにか があったら ふたりぼっちにさせるから
moshimo Boku ni Nanika gaattara futaribotchinisaserukara
約束するよ みんなの為に がんばるつもりでいるけど
やくそく するよ みんなの ために がんばるつもりでいるけど
Yakusoku suruyo minnano Tameni ganbarutsumorideirukedo
悲しい訃報 また友だちが いい奴なのに逝ってしまった
かなし い ふほう また とも だちが いい やつ なのに いって しまった
Kanashi i Fuhou mata Tomo dachiga ii Yatsu nanoni Itte shimatta
君は僕の 君は僕の 最後の親友だから
くん は ぼく の くん は ぼく の さいご の しんゆう だから
Kun ha Boku no Kun ha Boku no Saigo no Shinyuu dakara
桜の花を あと何回 君と一緒に見れるだろうか
さくら の はな を あと なんかい くん と いっしょに みれ るだろうか
Sakura no Hana wo ato Nankai Kun to Isshoni Mire rudarouka
君は僕の 君は僕の 最後の親友だから
くん は ぼく の くん は ぼく の さいご の しんゆう だから
Kun ha Boku no Kun ha Boku no Saigo no Shinyuu dakara