まるで群青が天体から降り注いだような虫の声を聞いた。
まるで ぐんじょう が てんたい から おり そそい だような むし の こえ を きい た 。
marude Gunjou ga Tentai kara Ori Sosoi dayouna Mushi no Koe wo Kii ta 。
気のせいなのか、すぐにそれは奇妙に折れ曲がった調子で、地下鉄に消えた。
きの せいなのか 、 すぐにそれは きみょう に おれ まがった ちょうし で 、 ちかてつ に きえ た 。
Kino seinanoka 、 sugunisoreha Kimyou ni Ore Magatta Choushi de 、 Chikatetsu ni Kie ta 。
軋むレールと、故郷の風景が、混じり合った、半透明の視界。
きしむ れーる と 、 こきょう の ふうけい が 、 まじ り あった 、 はんとうめい の しかい 。
Kishimu re^ru to 、 Kokyou no Fuukei ga 、 Maji ri Atta 、 Hantoumei no Shikai 。
シャランフェー シャランフェー シャランフェー
しゃらんふぇー しゃらんふぇー しゃらんふぇー
sharanfe^ sharanfe^ sharanfe^
タラントロン タラントロン ファランソロン ファランフォロン シャララン、、、、。
たらんとろん たらんとろん ふぁらんそろん ふぁらんふぉろん しゃららん 、、、、。
tarantoron tarantoron faransoron faranforon shararan 、、、、。
染まって、乾いて、泳いで、揺らいでる、消えてく、心を、私を、明日へ留めるアナザーワールド。
そま って 、 かわい て 、 およい で 、 ゆら いでる 、 きえ てく 、 こころ を 、 わたし を 、 あした へ とどめる あなざーわーるど 。
Soma tte 、 Kawai te 、 Oyoi de 、 Yura ideru 、 Kie teku 、 Kokoro wo 、 Watashi wo 、 Ashita he Todomeru anaza^wa^rudo 。
独特のリズムで、ゆっくりと早く、確実に、全てが進化する。
どくとく の りずむ で 、 ゆっくりと はやく 、 かくじつ に 、 すべて が しんか する 。
Dokutoku no rizumu de 、 yukkurito Hayaku 、 Kakujitsu ni 、 Subete ga Shinka suru 。
体の長い節足動物が、キシキシと土を噛みながら進んでゆくように。
からだ の ながい せっそくどうぶつ が 、 きしきし と つち を かみ ながら すすん でゆくように 。
Karada no Nagai Sessokudoubutsu ga 、 kishikishi to Tsuchi wo Kami nagara Susun deyukuyouni 。
都会の異臭も、今では慣れた、吹き付ける、地下鉄の風も。
とかい の いしゅう も 、 いま では なれ た 、 ふき つける 、 ちかてつ の かぜ も 。
Tokai no Ishuu mo 、 Ima deha Nare ta 、 Fuki Tsukeru 、 Chikatetsu no Kaze mo 。
染まって、泳いで、染まって、揺らいでる、消えてく、心を、景色を、明日へ。
そま って 、 およい で 、 そま って 、 ゆら いでる 、 きえ てく 、 こころ を 、 けしき を 、 あした へ 。
Soma tte 、 Oyoi de 、 Soma tte 、 Yura ideru 、 Kie teku 、 Kokoro wo 、 Keshiki wo 、 Ashita he 。
繋いで、繋いで、繋いで、絡める、絡まる、心を、私を、世界に留めるアナザーワールド。
つない で 、 つない で 、 つない で 、 からめ る 、 からま る 、 こころ を 、 わたし を 、 せかい に とどめる あなざーわーるど 。
Tsunai de 、 Tsunai de 、 Tsunai de 、 Karame ru 、 Karama ru 、 Kokoro wo 、 Watashi wo 、 Sekai ni Todomeru anaza^wa^rudo 。