Lyric

フィーウェルヲンヲン、透明に墨汁を浮かべた、倦怠感、

奥歯に刺さった、昨日の残り。

「フィーウェルヲンヲン」、こんな造語、意味などはないのです。

ただ、目が腫れてる、今の、感じ。

椅子から足を4つとって座ってるような、

むちゃくちゃな姿、それが僕らの感情だろう。

エう゛ぁーエう゛ぁー、奴隷じゃねえよ、僕の感性は、

言葉に詰め込んだ瞬間に、賞味期限切れ、

もう、煮ても焼いても、冷めてる。

りんご、りんご、蟻から見ても、りんごは「りんご」ですか。

いや、違う、りんごは人の言葉。

りんご、りんご、英語では「apple」と呼んでいるよ。

なら、りんごは「りんご」なんかじゃない。

言葉の奥がわ、本当のそれを覗きたいだけ。

ぐちゃぐちゃに混じって広がる、この味、色、情感、

エう゛ぁーエう゛ぁー、奴隷じゃねえよ、僕の感性は、

       

この狂った世界から見たら、僕は狂いだろう。

まともに、生きたい、それだけ。

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