誰もいない真夜中の街で一人
だれも いない まよなか の まち で ひとり
Daremo inai Mayonaka no Machi de Hitori
捨てられたままの夢の欠片や
すて られたままの ゆめ の けつ へん や
Sute raretamamano Yume no Ketsu Hen ya
叶わなかった想いの抜け殻を
かなわ なかった おもい の ぬけ から を
Kanawa nakatta Omoi no Nuke Kara wo
拾い集めては風に飛ばそうか
ひろい あつめ ては かぜ に とば そうか
Hiroi Atsume teha Kaze ni Toba souka
何処かにいる誰かに届け
どこ かにいる だれか に とどけ
Doko kaniiru Dareka ni Todoke
聞こえるだろう?
きこ えるだろう ?
Kiko erudarou ?
夜の蝉が鳴いている
よる の せみ が ない ている
Yoru no Semi ga Nai teiru
僕はここにいるよと
ぼくは ここにいるよと
Bokuha kokoniiruyoto
力の限り鳴き続けている
ちから の かぎり なき つづけ ている
Chikara no Kagiri Naki Tsuzuke teiru
ねぇ 残された時間をただひたすら生きて
ねぇ のこさ れた じかん をただひたすら いき て
nee Nokosa reta Jikan wotadahitasura Iki te
命の尽きるまで羽ばたくのだと
いのち の ことごとき るまで はね ばたくのだと
Inochi no Kotogotoki rumade Hane batakunodato
まだ僕等は暗い土の中にいて
まだ ぼくら は くらい つち の なかに いて
mada Bokura ha Kurai Tsuchi no Nakani ite
幸福という名の匣を探してる
こうふく という めい の こう を さがし てる
Koufuku toiu Mei no Kou wo Sagashi teru
けれどいつ日かその匣の中には
けれどいつ にち かその こう の なかに は
keredoitsu Nichi kasono Kou no Nakani ha
微笑みと同じ数の悲しみが
ほほえみ と おなじ かず の かなしみ が
Hohoemi to Onaji Kazu no Kanashimi ga
あることに気づいたとしても
あることに きづ いたとしても
arukotoni Kizu itatoshitemo
怖れないで
おそれ ないで
Osore naide
夜の蝉が歌う
よる の せみ が うたう
Yoru no Semi ga Utau
限りのあることが
かぎり のあることが
Kagiri noarukotoga
どんなに大切なことなのか
どんなに たいせつ なことなのか
donnani Taisetsu nakotonanoka
さぁ 僕等に残された時を抱きしめたら
さぁ ぼくら に のこさ れた とき を だき しめたら
saa Bokura ni Nokosa reta Toki wo Daki shimetara
羽ばたこう 短い夏が始まる
はね ばたこう みじかい なつ が はじま る
Hane batakou Mijikai Natsu ga Hajima ru
砂のように零れ落ちる日々と出会いの中
すな のように こぼれ おちる ひび と であい の なか
Suna noyouni Kobore Ochiru Hibi to Deai no Naka
忘れてきたことがないように
わすれ てきたことがないように
Wasure tekitakotoganaiyouni
聞こえるだろう?
きこ えるだろう ?
Kiko erudarou ?
夜の蝉が鳴いている
よる の せみ が ない ている
Yoru no Semi ga Nai teiru
僕はここにいるよと
ぼくは ここにいるよと
Bokuha kokoniiruyoto
力の限り鳴き続けている
ちから の かぎり なき つづけ ている
Chikara no Kagiri Naki Tsuzuke teiru
ねぇ 残された時間をただひたすら生きて
ねぇ のこさ れた じかん をただひたすら いき て
nee Nokosa reta Jikan wotadahitasura Iki te
命の尽きるまで羽ばたくのだと
いのち の ことごとき るまで はね ばたくのだと
Inochi no Kotogotoki rumade Hane batakunodato