あの日終わりを告げた
あの にち おわり を つげ た
ano Nichi Owari wo Tsuge ta
季節を振り返る
きせつ を ふりかえる
Kisetsu wo Furikaeru
黄昏の海沿いを
たそがれ の うみぞい を
Tasogare no Umizoi wo
西へ向けて走る
にし へ むけ て はしる
Nishi he Muke te Hashiru
今は二人別々の時間を生きているけれど
いま は ふたり べつべつ の じかん を いき ているけれど
Ima ha Futari Betsubetsu no Jikan wo Iki teirukeredo
遠い日の夏がここには
とおい にち の なつ がここには
Tooi Nichi no Natsu gakokoniha
今もずっと残っているように
いま もずっと のこって いるように
Ima mozutto Nokotte iruyouni
想い出してごらん
おもいで してごらん
Omoide shitegoran
辛い時でも優しくなれる
つらい とき でも やさし くなれる
Tsurai Toki demo Yasashi kunareru
誰にも大切な風景があるように
だれ にも たいせつ な ふうけい があるように
Dare nimo Taisetsu na Fuukei gaaruyouni
過ぎた日の恋さえも忘れないでいたい
すぎ た にち の こいさ えも わすれ ないでいたい
Sugi ta Nichi no Koisa emo Wasure naideitai
お気に入りのあの店は
お きにいり のあの みせ は
o Kiniiri noano Mise ha
今はもう消えてしまったけど
いま はもう きえ てしまったけど
Ima hamou Kie teshimattakedo
十年の時を戻して
じゅうねん の とき を もどし て
Juunen no Toki wo Modoshi te
すぐにでも会いにゆけるさ
すぐにでも あい にゆけるさ
sugunidemo Ai niyukerusa
もしも幸福じゃないなら
もしも こうふく じゃないなら
moshimo Koufuku janainara
またこの海へおいで‥‥
またこの うみ へおいで ‥‥
matakono Umi heoide ‥‥
潮風に戯ぶ髪
しおかぜ に ぎ ぶ かみ
Shiokaze ni Gi bu Kami
光る素足が懐かしい
ひかる すあし が なつかし い
Hikaru Suashi ga Natsukashi i
とうに去ててきたはずの
とうに さて てきたはずの
touni Sate tekitahazuno
景色がこんなにも鮮やかに蘇える
けしき がこんなにも せん やかに よみがえ る
Keshiki gakonnanimo Sen yakani Yomigae ru
何故なら海は
なぜ なら うみ は
Naze nara Umi ha
誰にでもある優しさを
だれ にでもある やさし さを
Dare nidemoaru Yasashi sawo
想い出させてくれる
おもいで させてくれる
Omoide sasetekureru
だから…
だから …
dakara …
切ないほどに遠い…
せつな いほどに とおい …
Setsuna ihodoni Tooi …