わたしが動くのは ただ風を起こすために
わたしが うごく のは ただ かぜ を おこ すために
watashiga Ugoku noha tada Kaze wo Oko sutameni
彼から誰かへと そしてまた べつの人へ
かれ から だれか へと そしてまた べつの にん へ
Kare kara Dareka heto soshitemata betsuno Nin he
風がとまるたびに わたしは すりぬける
かぜ がとまるたびに わたしは すりぬける
Kaze gatomarutabini watashiha surinukeru
夕暮れがおりてきた 湖の小舟の中
ゆうぐれ がおりてきた みずうみ の こぶね の なか
Yuugure gaoritekita Mizuumi no Kobune no Naka
あなたが つぶやいた はじめての謎のような
あなたが つぶやいた はじめての なぞ のような
anataga tsubuyaita hajimeteno Nazo noyouna
遠い国の言葉 答はさがさない
とおい くに の ことば こたは さがさない
Tooi Kuni no Kotoba Kotaha sagasanai
言葉や約束には 何の力もない
ことば や やくそく には なんの りきも ない
Kotoba ya Yakusoku niha Nanno Rikimo nai
本当にやさしいものは ただ ひたいの汗と 吐息
ほんとう にやさしいものは ただ ひたいの あせ と といき
Hontou niyasashiimonoha tada hitaino Ase to Toiki
あなたの背中で 地球が ざわめいてる
あなたの せなか で ちきゅう が ざわめいてる
anatano Senaka de Chikyuu ga zawameiteru
わたしは 山になる 森になる さかなになる
わたしは やま になる もり になる さかなになる
watashiha Yama ninaru Mori ninaru sakananinaru
さがしていたものが 今 この手の中に
さがしていたものが いま この ての なかに
sagashiteitamonoga Ima kono Teno Nakani
愛という名前の 小さな部屋を捨てて
あい という なまえ の ちいさ な へや を すて て
Ai toiu Namae no Chiisa na Heya wo Sute te
今はただ 風のためにだけ
いま はただ かぜ のためにだけ
Ima hatada Kaze notamenidake
ただ 風のためにだけ
ただ かぜ のためにだけ
tada Kaze notamenidake
はずした時計を 湖に投げ落として
はずした とけい を みずうみ に なげ おと して
hazushita Tokei wo Mizuumi ni Nage Oto shite
少しずつ影になる その顔を みつめてる
すこし ずつ かげ になる その かお を みつめてる
Sukoshi zutsu Kage ninaru sono Kao wo mitsumeteru
このまま 消えていい 大きな風の中
このまま きえ ていい おおき な かぜ の なか
konomama Kie teii Ooki na Kaze no Naka