山奥の 小さな駅に とまったら
やまおく の ちいさ な えき に とまったら
Yamaoku no Chiisa na Eki ni tomattara
青い空気を ごらんなさい
あおい くうき を ごらんなさい
Aoi Kuuki wo gorannasai
青い空気は 骨が好き
あおい くうき は ほね が すき
Aoi Kuuki ha Hone ga Suki
あなたの骨を 食べてしまいます
あなたの ほね を たべて しまいます
anatano Hone wo Tabete shimaimasu
青い空気は 骨が好き
あおい くうき は ほね が すき
Aoi Kuuki ha Hone ga Suki
あなたの命を 食べてしまいます
あなたの いのち を たべて しまいます
anatano Inochi wo Tabete shimaimasu
山奥の 小さな駅に とまったら
やまおく の ちいさ な えき に とまったら
Yamaoku no Chiisa na Eki ni tomattara
暗い緑を ごらんなさい
くらい みどり を ごらんなさい
Kurai Midori wo gorannasai
暗い緑は 骨が好き
くらい みどり は ほね が すき
Kurai Midori ha Hone ga Suki
あなたの骨を なめてとかします
あなたの ほね を なめてとかします
anatano Hone wo nametetokashimasu
暗い緑は 骨が好き
くらい みどり は ほね が すき
Kurai Midori ha Hone ga Suki
あなたの命を なめてとかします
あなたの いのち を なめてとかします
anatano Inochi wo nametetokashimasu
(すてきな ごちそう)
( すてきな ごちそう )
( sutekina gochisou )
忘れている 幼い頃 神社の森の暗がりで
わすれ ている おさないころ じんじゃ の もり の あん がりで
Wasure teiru Osanaikoro Jinja no Mori no An garide
約束したことはないか?
やくそく したことはないか ?
Yakusoku shitakotohanaika ?
思い出せないことはないか?
おもいだせ ないことはないか ?
Omoidase naikotohanaika ?
来てはいけない骨の駅
きて はいけない ほね の えき
Kite haikenai Hone no Eki
忘れていた骨の駅
わすれ ていた ほね の えき
Wasure teita Hone no Eki
吸い寄せられた 古い力に
すい よせ られた ふるい ちから に
Sui Yose rareta Furui Chikara ni
山奥の 小さな駅に とまったら
やまおく の ちいさ な えき に とまったら
Yamaoku no Chiisa na Eki ni tomattara
のぞきこんでは いけません
のぞきこんでは いけません
nozokikondeha ikemasen
かたく目を閉じて 早くこの駅を
かたく め を とじ て はやく この えき を
kataku Me wo Toji te Hayaku kono Eki wo
通りすぎるのを 待ちなさい
とおり すぎるのを まち なさい
Toori sugirunowo Machi nasai
山の奥へとつづく細道を
やま の おく へとつづく ほそみち を
Yama no Oku hetotsuzuku Hosomichi wo
ホームに降りてふらふらと
ほーむ に おり てふらふらと
ho^mu ni Ori tefurafurato
歩き出してはいけません
あるき だし てはいけません
Aruki Dashi tehaikemasen