無残に取り残された 亡骸に
むざん に とりのこさ れた ぼう むくろ に
Muzan ni Torinokosa reta Bou Mukuro ni
手向けられる 花の色
たむけ られる はな の しょく
Tamuke rareru Hana no Shoku
鮮やかに今この瞬間(とき)
せん やかに いま この しゅんかん ( とき )
Sen yakani Ima kono Shunkan ( toki )
奏ている 儚さが
そう ている ぼう さが
Sou teiru Bou saga
切なくも美しいと
せつな くも うつくし いと
Setsuna kumo Utsukushi ito
教える
おしえ る
Oshie ru
ちぎれた腕が 示した先には
ちぎれた うで が しめし た さきに は
chigireta Ude ga Shimeshi ta Sakini ha
途切れた声が 響いた先には
とぎれる た こえ が ひびい た さきに は
Togireru ta Koe ga Hibii ta Sakini ha
魂 昇る 想いと共に
たましい のぼる おもい と ともに
Tamashii Noboru Omoi to Tomoni
安らぐ場所がある
やすら ぐ ばしょ がある
Yasura gu Basho gaaru
透明な 時計の向こうで 待っている
とうめい な とけい の むこう で まって いる
Toumei na Tokei no Mukou de Matte iru
あの日のまま 笑顔で
あの にち のまま えがお で
ano Nichi nomama Egao de
止まらない 尖る秒針
とま らない とがる びょうしん
Toma ranai Togaru Byoushin
貫き続ける その身体を
つらぬき つづけ る その しんたい を
Tsuranuki Tsuzuke ru sono Shintai wo
バラバラに 引き裂かれても
ばらばら に ひきさか れても
barabara ni Hikisaka retemo
消えない
きえ ない
Kie nai
動かぬ足が 導く先には
うごか ぬ あし が みちびく さきに は
Ugoka nu Ashi ga Michibiku Sakini ha
開かぬ瞳が 見つめる先には
ひらか ぬ ひとみ が みつ める さきに は
Hiraka nu Hitomi ga Mitsu meru Sakini ha
眩い光 祈りと共に
まばゆい ひかり いのり と ともに
Mabayui Hikari Inori to Tomoni
輝く場所がある
かがやく ばしょ がある
Kagayaku Basho gaaru
ちぎれた腕が 示した先には
ちぎれた うで が しめし た さきに は
chigireta Ude ga Shimeshi ta Sakini ha
途切れた声が 響いた先には
とぎれる た こえ が ひびい た さきに は
Togireru ta Koe ga Hibii ta Sakini ha
聞えぬ耳を 澄ました先には
きえ ぬ みみ を すま した さきに は
Kie nu Mimi wo Suma shita Sakini ha
冷たい胸が 震える先には
つめた い むね が ふるえ る さきに は
Tsumeta i Mune ga Furue ru Sakini ha
魂 昇る 想いと共に
たましい のぼる おもい と ともに
Tamashii Noboru Omoi to Tomoni
安らぐ場所がある
やすら ぐ ばしょ がある
Yasura gu Basho gaaru