Lyric

無残に取り残された 亡骸に

手向けられる 花の色

鮮やかに今この瞬間(とき)

奏ている 儚さが

切なくも美しいと

教える

ちぎれた腕が 示した先には

途切れた声が 響いた先には

魂 昇る 想いと共に

安らぐ場所がある

透明な 時計の向こうで 待っている

あの日のまま 笑顔で

止まらない 尖る秒針

貫き続ける その身体を

バラバラに 引き裂かれても

消えない

動かぬ足が 導く先には

開かぬ瞳が 見つめる先には

眩い光 祈りと共に

輝く場所がある

ちぎれた腕が 示した先には

途切れた声が 響いた先には

聞えぬ耳を 澄ました先には

冷たい胸が 震える先には

魂 昇る 想いと共に

安らぐ場所がある

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