もし それが 飲物だったら
もし それが のみもの だったら
moshi sorega Nomimono dattara
百円玉で手に入れて
ひゃくえん たま で てにいれ て
Hyakuen Tama de Teniire te
乾いた喉を潤おして
かわい た のど を じゅん おして
Kawai ta Nodo wo Jun oshite
ぐっと そのまま 飲み干せたろう
ぐっと そのまま のみほせ たろう
gutto sonomama Nomihose tarou
でも それは 恋だった
でも それは こい だった
demo soreha Koi datta
氷のような 恋だった
こおり のような こい だった
Koori noyouna Koi datta
熱すぎる 心が求めたから
あつす ぎる こころ が もとめ たから
Atsusu giru Kokoro ga Motome takara
少しづつ 溶けて消えた
すこし づつ とけ て きえ た
Sukoshi zutsu Toke te Kie ta
もし それが 乗り物だったら
もし それが のりもの だったら
moshi sorega Norimono dattara
本でも読んでいるうちに
ほん でも よんで いるうちに
Hon demo Yonde iruuchini
レールのうえを ただ走り
れーる のうえを ただ はしり
re^ru nouewo tada Hashiri
目的地へと着いただろう
もくてきち へと つい ただろう
Mokutekichi heto Tsui tadarou
すきとおった恋だった
すきとおった こい だった
sukitootta Koi datta
初めて許した心だった
はじめて ゆるし た こころ だった
Hajimete Yurushi ta Kokoro datta
かどをまるくしはじめたときから
かどをまるくしはじめたときから
kadowomarukushihajimetatokikara
終わるはずの恋だった
おわ るはずの こい だった
Owa ruhazuno Koi datta
もし それが 煙草ならば
もし それが たばこ ならば
moshi sorega Tabako naraba
煙になって 消えるだろう
けむり になって きえ るだろう
Kemuri ninatte Kie rudarou
灰皿のうえに 揉み消して
はいざら のうえに もみ けし て
Haizara noueni Momi Keshi te
ゴミ箱へでも 捨てるだろう
ごみ はこ へでも すて るだろう
gomi Hako hedemo Sute rudarou
でも それは 愛のくすぶりさ
でも それは あい のくすぶりさ
demo soreha Ai nokusuburisa
でも それは 心の残り火
でも それは こころ の のこり ひ
demo soreha Kokoro no Nokori Hi