あきらめるには 早過ぎるような気がして
あきらめるには はやすぎ るような きが して
akirameruniha Hayasugi ruyouna Kiga shite
始めてみたんじゃないか
はじめ てみたんじゃないか
Hajime temitanjanaika
あきらめるには 遅過ぎるような気がして
あきらめるには ち すぎ るような きが して
akirameruniha Chi Sugi ruyouna Kiga shite
終わる必要が無くなったんじゃないか
おわ る ひつよう が なく なったんじゃないか
Owa ru Hitsuyou ga Naku nattanjanaika
プックリとふくらんだ 私のボンヤリを
ぷっくり とふくらんだ わたし の ぼんやり を
pukkuri tofukuranda Watashi no bonyari wo
針でつついて パチンと弾けさせたのは
はり でつついて ぱちん と ひけ させたのは
Hari detsutsuite pachin to Hike sasetanoha
ボチボチ 終点 東京ですよ
ぼちぼち しゅうてん とうきょう ですよ
bochibochi Shuuten Toukyou desuyo
そんな内容の 車内アナウンス
そんな ないよう の しゃない あなうんす
sonna Naiyou no Shanai anaunsu
あれからどんくらい経ったっけ?
あれからどんくらい へった っけ ?
arekaradonkurai Hetta kke ?
あれからずいぶん経ったよな?
あれからずいぶん へった よな ?
arekarazuibun Hetta yona ?
例えば週末の都内某副都心
たとえば しゅうまつ の とない ぼう ふくとしん
Tatoeba Shuumatsu no Tonai Bou Fukutoshin
スクランブル交差点の ド真ん中に立ち尽くしては
すくらんぶる こうさてん の ど まんなか に たち づくし ては
sukuranburu Kousaten no do Mannaka ni Tachi Zukushi teha
ごったがえす東京共を マシンガンで皆殺しにする
ごったがえす とうきょう とも を ましんがん で みな ころし にする
gottagaesu Toukyou Tomo wo mashingan de Mina Koroshi nisuru
‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ
‥‥ そんな くそ みたいな くうそう にふけっていた あの ごろの わたし は もういないんだ
‥‥ sonna kuso mitaina Kuusou nifuketteita ano Gorono Watashi ha mouinainda
忘れてしまうには 早過ぎるような気がして
わすれ てしまうには はやすぎ るような きが して
Wasure teshimauniha Hayasugi ruyouna Kiga shite
思い出してみたんじゃないか
おもいだし てみたんじゃないか
Omoidashi temitanjanaika
忘れてしまうには 遅過ぎるような気がして
わすれ てしまうには ち すぎ るような きが して
Wasure teshimauniha Chi Sugi ruyouna Kiga shite
忘れる必要が無くなったんじゃないか
わすれ る ひつよう が なく なったんじゃないか
Wasure ru Hitsuyou ga Naku nattanjanaika
ヘタクソがやった テトリスみたい
へたくそ がやった てとりす みたい
hetakuso gayatta tetorisu mitai
やたらめたらと 高層ビル
やたらめたらと こうそう びる
yatarametarato Kousou biru
一体 いつからだろうか
いったい いつからだろうか
Ittai itsukaradarouka
この街を こんなにスルスル歩けるようになっちゃった
この まち を こんなに するする あるけ るようになっちゃった
kono Machi wo konnani surusuru Aruke ruyouninatchatta
あれからどんくらい経ったっけ?
あれからどんくらい へった っけ ?
arekaradonkurai Hetta kke ?
あれからずいぶん経ったよな?
あれからずいぶん へった よな ?
arekarazuibun Hetta yona ?
例えば週末の都内某路線最終電車
たとえば しゅうまつ の とない ぼう ろせん さいしゅうでんしゃ
Tatoeba Shuumatsu no Tonai Bou Rosen Saishuudensha
粘ついた吊り革にぶら下がっては
ねばつ いた つり かわ にぶら さが っては
Nebatsu ita Tsuri Kawa nibura Saga tteha
酒臭い息を垂れ流しやがる東京共を ダイナマイトでブっ飛ばす
さけ くさい いき を たれながし やがる とうきょう とも を だいなまいと で ぶ っ とば す
Sake Kusai Iki wo Tarenagashi yagaru Toukyou Tomo wo dainamaito de bu tsu Toba su
‥‥そんなクソみたいな空想にふけっていた あの頃の私は もういないんだ
‥‥ そんな くそ みたいな くうそう にふけっていた あの ごろの わたし は もういないんだ
‥‥ sonna kuso mitaina Kuusou nifuketteita ano Gorono Watashi ha mouinainda