くたびれた特急列車が 夕暮れ 線路沿いの静寂を吹き飛ばすと
くたびれた とっきゅうれっしゃ が ゆうぐれ せんろぞい いの せいじゃく を ふきとば すと
kutabireta Tokkyuuressha ga Yuugure Senrozoi ino Seijaku wo Fukitoba suto
光と闇のストライプが 僕をそっと包んでゆきます
ひかと やみ の すとらいぷ が ぼく をそっと つつん でゆきます
Hikato Yami no sutoraipu ga Boku wosotto Tsutsun deyukimasu
チカチカと瞬く光は かつて夢見ていたもののように眩しくて
ちかちか と またたく ひかり は かつて ゆめみ ていたもののように まぶし くて
chikachika to Matataku Hikari ha katsute Yumemi teitamononoyouni Mabushi kute
思わず目をそらせば 無造作に足跡が放り投げられています
おもわず め をそらせば むぞうさ に そくせき が ほうり なげ られています
Omowazu Me wosoraseba Muzousa ni Sokuseki ga Houri Nage rareteimasu
「辛い想い出は 何のためだったの?」
「 つらい おもいで は なんの ためだったの ? 」
「 Tsurai Omoide ha Nanno tamedattano ? 」
セピア色の中の君の声が 乾ききった胸に響く
せぴあ しょく の なかの くん の こえ が かわき きった むね に ひびく
sepia Shoku no Nakano Kun no Koe ga Kawaki kitta Mune ni Hibiku
くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は
くやしくて くやしくて こぼれ おち た なみだ は
kuyashikute kuyashikute kobore Ochi ta Namida ha
懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる
なつかし い なつかし い じょうねつ の おんど に にて る
Natsukashi i Natsukashi i Jounetsu no Ondo ni Nite ru
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
なに ひとつ ふみ だせ ず ただ おびえ てるだけの
Nani Hitotsu Fumi Dase zu tada Obie terudakeno
臆病な情熱は もう捨ててしまおう
おくびょう な じょうねつ は もう すて てしまおう
Okubyou na Jounetsu ha mou Sute teshimaou
いつまでも振り返ってはいられまいと踵を返してみたものの
いつまでも ふりかえって はいられまいと かかと を かえし てみたものの
itsumademo Furikaette hairaremaito Kakato wo Kaeshi temitamonono
向かう道にのしかかる混沌は やっぱり僕を苛みそうで
むか う みち にのしかかる こんとん は やっぱり ぼく を いじみ そうで
Muka u Michi ninoshikakaru Konton ha yappari Boku wo Ijimi soude
それでも ここまでこうして ずっと踏みしめてきた道だ
それでも ここまでこうして ずっと ふみ しめてきた みち だ
soredemo kokomadekoushite zutto Fumi shimetekita Michi da
ここにもきっと 黒い足跡を撒き散らしてゆくのだろう
ここにもきっと くろい そくせき を まき ちら してゆくのだろう
kokonimokitto Kuroi Sokuseki wo Maki Chira shiteyukunodarou
「遠い憧れは 今 どこに行ったの?」
「 とおい あこがれ は いま どこに いった の ? 」
「 Tooi Akogare ha Ima dokoni Itta no ? 」
セピア色の中の僕の声が 乾ききった胸に響く
せぴあ しょく の なかの ぼく の こえ が かわき きった むね に ひびく
sepia Shoku no Nakano Boku no Koe ga Kawaki kitta Mune ni Hibiku
苦しくて 苦しくて 諦めをなぞる指は
くるし くて くるし くて あきらめ をなぞる ゆび は
Kurushi kute Kurushi kute Akirame wonazoru Yubi ha
力無く横たわる敗者の背中に似てる
ちから なく よこ たわる はいしゃ の せなか に にて る
Chikara Naku Yoko tawaru Haisha no Senaka ni Nite ru
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
なに ひとつ ふみ だせ ず ただ おびえ てるだけの
Nani Hitotsu Fumi Dase zu tada Obie terudakeno
臆病な情熱は もう捨ててしまおう
おくびょう な じょうねつ は もう すて てしまおう
Okubyou na Jounetsu ha mou Sute teshimaou
くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は
くやしくて くやしくて こぼれ おち た なみだ は
kuyashikute kuyashikute kobore Ochi ta Namida ha
懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる
なつかし い なつかし い じょうねつ の おんど に にて る
Natsukashi i Natsukashi i Jounetsu no Ondo ni Nite ru
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
なに ひとつ ふみ だせ ず ただ おびえ てるだけの
Nani Hitotsu Fumi Dase zu tada Obie terudakeno
臆病な情熱は もう捨ててしまおう
おくびょう な じょうねつ は もう すて てしまおう
Okubyou na Jounetsu ha mou Sute teshimaou