震える唇を濡らす度に気付いて
ふるえ る くちびる を ぬら す ど に きづい て
Furue ru Kuchibiru wo Nura su Do ni Kizui te
こぼれる吐息から熱を感じることを
こぼれる といき から ねつ を かんじ ることを
koboreru Toiki kara Netsu wo Kanji rukotowo
吸い込まれるような君の瞳
すいこま れるような くん の ひとみ
Suikoma reruyouna Kun no Hitomi
どうして目を逸らすの?
どうして め を そら すの ?
doushite Me wo Sora suno ?
ずるい子だね
ずるい こ だね
zurui Ko dane
そんな表情(かお)で 独りうつむく
そんな ひょうじょう ( かお ) で ひとり うつむく
sonna Hyoujou ( kao ) de Hitori utsumuku
俺の気も知らずに
おれ の きも しらず に
Ore no Kimo Shirazu ni
誤魔化して 苦しんで それでも君に
ごまかし て くるし んで それでも くん に
Gomakashi te Kurushi nde soredemo Kun ni
見せたくない想いを抑えて
みせ たくない おもい を おさえ て
Mise takunai Omoi wo Osae te
平気なふりして声をかけた
へいき なふりして こえ をかけた
Heiki nafurishite Koe wokaketa
泣いていた子猫ちゃん
ない ていた こねこ ちゃん
Nai teita Koneko chan
傷ついたなら明日も来ていいんだよ
きずつ いたなら あした も きて いいんだよ
Kizutsu itanara Ashita mo Kite iindayo
こうしていることで君が落ち着くなら
こうしていることで くん が おちつく なら
koushiteirukotode Kun ga Ochitsuku nara
いつでも傍にいたい
いつでも ぼう にいたい
itsudemo Bou niitai
塞いだ耳元に囁きかけるような
ふさい だ みみもと に ささやき かけるような
Fusai da Mimimoto ni Sasayaki kakeruyouna
小さな悪戯(いたずら)を
ちいさ な いたずら ( いたずら ) を
Chiisa na Itazura ( itazura ) wo
そっと してもいいかな
そっと してもいいかな
sotto shitemoiikana
篝火(かがりび)が揺らす景色はまるで
かがりび ( かがりび ) が ゆら す けしき はまるで
Kagaribi ( kagaribi ) ga Yura su Keshiki hamarude
嘘と本音の狭間
うそ と ほんね の はざま
Uso to Honne no Hazama
胸の奥に燻るもの
むね の おく に いぶる もの
Mune no Oku ni Iburu mono
不意に映した明かりを隠しても
ふい に うつし た あかり を かくし ても
Fui ni Utsushi ta Akari wo Kakushi temo
焦らされて待たされて
あせら されて また されて
Asera sarete Mata sarete
欲しがるだけの簡単なやりとりは
ほし がるだけの かんたん なやりとりは
Hoshi garudakeno Kantan nayaritoriha
本当の気持ちを聞くまではしたくない
ほんとう の きもち を きく まではしたくない
Hontou no Kimochi wo Kiku madehashitakunai
いたいけな子猫ちゃん
いたいけな こねこ ちゃん
itaikena Koneko chan
淋しい夜は いつでもここにおいで
さびし い よる は いつでもここにおいで
Sabishi i Yoru ha itsudemokokonioide
優しく抱きしめて
やさし く だき しめて
Yasashi ku Daki shimete
心の隅々も全てを受け止めたい
こころ の すみずみ も すべて を うけ とめ たい
Kokoro no Sumizumi mo Subete wo Uke Tome tai
縋り付くように見上げる瞳
すがり つく ように みあげ る ひとみ
Sugari Tsuku youni Miage ru Hitomi
言葉をなくしたまま
ことば をなくしたまま
Kotoba wonakushitamama
ずるい子だね
ずるい こ だね
zurui Ko dane
そんな表情(かお)で俺を惑わす
そんな ひょうじょう ( かお ) で おれ を まどわ す
sonna Hyoujou ( kao ) de Ore wo Madowa su
君を好きになった
くん を すき になった
Kun wo Suki ninatta
暗闇を探るように なぞる輪郭
くらやみ を さぐる ように なぞる りんかく
Kurayami wo Saguru youni nazoru Rinkaku
君と生きていけたら
くん と いき ていけたら
Kun to Iki teiketara
涙の代わりに笑った顔が見たい
なみだ の かわり に わらった かお が みた い
Namida no Kawari ni Waratta Kao ga Mita i
俺だけの子猫ちゃん
おれ だけの こねこ ちゃん
Ore dakeno Koneko chan
眠れないなら いつでも来ていいんだよ
ねむれ ないなら いつでも きて いいんだよ
Nemure nainara itsudemo Kite iindayo
どんなことだろうと君が喜ぶなら
どんなことだろうと くん が よろこぶ なら
donnakotodarouto Kun ga Yorokobu nara
何でもしてあげたい
なんで もしてあげたい
Nande moshiteagetai