呆けた かあちゃんが遠くを見てる
ぼけ た かあちゃんが とおく を みて る
Boke ta kaachanga Tooku wo Mite ru
病院のベットで 死んだように
びょういん の べっと で しん だように
Byouin no betto de Shin dayouni
俺の少年ばっかり探している
おれ の しょうねん ばっかり さがし ている
Ore no Shounen bakkari Sagashi teiru
俺はかあちゃんの手を握る
おれ はかあちゃんの て を にぎる
Ore hakaachanno Te wo Nigiru
かあちゃんは 俺に笑いかける
かあちゃんは おれ に わらい かける
kaachanha Ore ni Warai kakeru
その後すぐにずっと遠くを見た
その のち すぐにずっと とおく を みた
sono Nochi sugunizutto Tooku wo Mita
俺の机の引き出しには
おれ の つくえ の ひきだし には
Ore no Tsukue no Hikidashi niha
まともな字を書けたころの
まともな じ を かけ たころの
matomona Ji wo Kake takorono
大きな女性の手紙がしまってある
おおき な じょせい の てがみ がしまってある
Ooki na Josei no Tegami gashimattearu
どれだけ人を愛しても 愛しぬいたとしても
どれだけ にん を いとし ても いとし ぬいたとしても
doredake Nin wo Itoshi temo Itoshi nuitatoshitemo
母親の子宮に戻る事はできない
ははおや の しきゅう に もどる こと はできない
Hahaoya no Shikyuu ni Modoru Koto hadekinai
それは弱いという事じゃない
それは よわい という こと じゃない
soreha Yowai toiu Koto janai
それは恐いという事じゃない
それは こわい という こと じゃない
soreha Kowai toiu Koto janai
それは男らしくないという事じゃない
それは おとこ らしくないという こと じゃない
soreha Otoko rashikunaitoiu Koto janai
とどまる事を知らない不安が別の女性を欲しがってる
とどまる こと を しら ない ふあん が べつの じょせい を ほし がってる
todomaru Koto wo Shira nai Fuan ga Betsuno Josei wo Hoshi gatteru
抱いても 抱いても 最後には 孤独になる
だい ても だい ても さいご には こどく になる
Dai temo Dai temo Saigo niha Kodoku ninaru
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
笑ってばかりいる…
わらって ばかりいる …
Waratte bakariiru …
だから 俺は「何故 笑っているんだい?」って聞くと
だから おれ は 「 なぜ わらって いるんだい ? 」 って きく と
dakara Ore ha 「 Naze Waratte irundai ? 」 tte Kiku to
また遠くを見て ただ笑ってるだけ
また とおく を みて ただ わらって るだけ
mata Tooku wo Mite tada Waratte rudake
高速道路の下を俺は
こうそくどうろ の した を おれ は
Kousokudouro no Shita wo Ore ha
死にかけた かあちゃんを病院へ
しに かけた かあちゃんを びょういん へ
Shini kaketa kaachanwo Byouin he
ゆっくりゆっくり走らせている
ゆっくりゆっくり はしら せている
yukkuriyukkuri Hashira seteiru
もうすぐ かあちゃんは 俺が誰かも
もうすぐ かあちゃんは おれ が だれか も
mousugu kaachanha Ore ga Dareka mo
そしてここが 何処かも
そしてここが どこ かも
soshitekokoga Doko kamo
そして全て わからなくなってしまうだろう
そして すべて わからなくなってしまうだろう
soshite Subete wakaranakunatteshimaudarou
いらだつ俺は家へ帰りため息をふたつつき
いらだつ おれ は いえ へ かえり ため いき をふたつつき
iradatsu Ore ha Ie he Kaeri tame Iki wofutatsutsuki
屋上へ足早に かけ上った
おくじょう へ あしばや に かけ あった
Okujou he Ashibaya ni kake Atta
エントツの向こう俺たちは
えんとつ の むこう おれ たちは
entotsu no Mukou Ore tachiha
いつかのしゃぼん玉みたいだ
いつかのしゃぼん たま みたいだ
itsukanoshabon Tama mitaida
いったい俺たちは何処へ流れてゆく…
いったい おれ たちは どこ へ ながれ てゆく …
ittai Ore tachiha Doko he Nagare teyuku …
それは弱いという事じゃない
それは よわい という こと じゃない
soreha Yowai toiu Koto janai
それは恐いという事じゃない
それは こわい という こと じゃない
soreha Kowai toiu Koto janai
それは男らしくないという事じゃない
それは おとこ らしくないという こと じゃない
soreha Otoko rashikunaitoiu Koto janai
とどまる事を知らない不安が別の女性を欲しがってる
とどまる こと を しら ない ふあん が べつの じょせい を ほし がってる
todomaru Koto wo Shira nai Fuan ga Betsuno Josei wo Hoshi gatteru
抱いても 抱いても 最後には 孤独になる
だい ても だい ても さいご には こどく になる
Dai temo Dai temo Saigo niha Kodoku ninaru
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
Oh! MOTHER Oh! MOTHER Oh! MOTHER
笑ってばかりいる…
わらって ばかりいる …
Waratte bakariiru …
だから 俺は「何故 笑っているんだい?」って聞くと
だから おれ は 「 なぜ わらって いるんだい ? 」 って きく と
dakara Ore ha 「 Naze Waratte irundai ? 」 tte Kiku to
また遠くを見て ただ笑ってるだけ
また とおく を みて ただ わらって るだけ
mata Tooku wo Mite tada Waratte rudake