Lyric

ふたリの物語 最後の頁だけ 

やぶりとった手を滑り 

海に落ちたよ 

誰にも知られずに 終わった恋だから 

星のしずく グラスに採り

口づけるのさ 

朝になれば遠く 水平線が 

新しい顔して迎えるよ 孤独な胸を 

たとえば 南へ行く 花のような光でも 

あの恋を 照らすことは できなかったけれど 

たとえば 朝に消える 露のような三日月で 

この傷を 癒すことは 叶わない願いだったけど 

からめた指と指 あんなに強がって 

泣いてもいい けれど二人 

泣けなかったから 

地図のない旅だね 生きていくこと 

今は胸のなかは空っぽさ それもいいだろう 

たとえば 東へ行く 雲のような翼でも 

あの恋を 乗せることは できなかったけれど 

たとえば 空に昇る 雨のような波の背で 

この傷を 癒すことは 届かない祈りだったけど 

たとえば 南へ行く 花のような光でも 

あの恋を 照らすことは できなかったけれど 

たとえば 朝に消える 露のような三日月で 

この傷を 癒すことは かなわない願いだったけど 

届かない祈りだったけど

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