Lyric

青ざめた水面に映る月が

朧気に揺蕩い乍ら

浮雲の如き空蝉の身は

漫ろはし想いを手操る

彼方に目掛けた  虚ろな詞に

灰と塵を浮かべて

無明の明日へと  遍く全てを

抱き締めて  舞い上がる

風よ  空よ

未だ見ぬ異郷に聳える彼の闇を

突き抜けて行け

彼方に目掛けた  虚ろな詞に

灰と塵を浮かべて

無明の明日へと  遍く全てを

抱き締めて  舞い上がる

風よ  空よ

未だ見ぬ異郷に聳える彼の闇を

突き抜けて行け

雨よ  雲よ

何時の日か此処で朽ち果て消えゆるとも

躊躇いはせぬと

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