賽の河原に 打ち捨てる
さいのかわら に うち すて る
Sainokawara ni Uchi Sute ru
誓いを染める 白旗
ちかい を そめ る しろはた
Chikai wo Some ru Shirohata
裂ける血汐 闇に啼いて
さけ る ち しお やみ に てい いて
Sake ru Chi Shio Yami ni Tei ite
錯誤を匕とす
さくご を とす
Sakugo wo tosu
伽藍堂の正義と
がらん どう の せいぎ と
Garan Dou no Seigi to
現世(このよ)の渾てを
げんせい ( このよ ) の こん てを
Gensei ( konoyo ) no Kon tewo
呉れてやる 此の悪の力で
くれ てやる この あく の ちから で
Kure teyaru Kono Aku no Chikara de
代価(かわり)に 愛の証を呉れないか
だいか ( かわり ) に あい の しょう を くれ ないか
Daika ( kawari ) ni Ai no Shou wo Kure naika
眩く満ちる朝と
くるめく みち る あさ と
Kurumeku Michi ru Asa to
苟且(かりそめ)の天(そら)を
か かつ ( かりそめ ) の てん ( そら ) を
Ka Katsu ( karisome ) no Ten ( sora ) wo
呉れてやる 此の夜の力で
くれ てやる この よる の ちから で
Kure teyaru Kono Yoru no Chikara de
帷(とばり)を 染め往く 白
い ( とばり ) を そめ ゆく しろ
I ( tobari ) wo Some Yuku Shiro
西(さい)の彼方に 押し寄せる
にし ( さい ) の かなた に おし よせ る
Nishi ( sai ) no Kanata ni Oshi Yose ru
祈りを込める 白浜
いのり を こめ る しらはま
Inori wo Kome ru Shirahama
哮(たけ)る肉(しし)を 闇に投いで
こう ( たけ ) る にく ( しし ) を やみ に とう いで
Kou ( take ) ru Niku ( shishi ) wo Yami ni Tou ide
覚悟は一つと
かくご は ひとつ と
Kakugo ha Hitotsu to
伽藍堂の正義と
がらん どう の せいぎ と
Garan Dou no Seigi to
現世(このよ)の渾てを
げんせい ( このよ ) の こん てを
Gensei ( konoyo ) no Kon tewo
呉れてやる 此の悪の力で
くれ てやる この あく の ちから で
Kure teyaru Kono Aku no Chikara de
代価(かわり)に 哀の言葉を呉れないか
だいか ( かわり ) に あい の ことば を くれ ないか
Daika ( kawari ) ni Ai no Kotoba wo Kure naika
眩く満ちる朝と
くるめく みち る あさ と
Kurumeku Michi ru Asa to
苟且(かりそめ)の天(そら)を
か かつ ( かりそめ ) の てん ( そら ) を
Ka Katsu ( karisome ) no Ten ( sora ) wo
呉れてやる 此の夜の力で
くれ てやる この よる の ちから で
Kure teyaru Kono Yoru no Chikara de
帷(とばり)に 散り逝く 赤
い ( とばり ) に ちり いく あか
I ( tobari ) ni Chiri Iku Aka
昏(くら)き み空は
こん ( くら ) き み そら は
Kon ( kura ) ki mi Sora ha
心まで 癈(はい)に堕ちる
こころ まで はい ( はい ) に おちる
Kokoro made Hai ( hai ) ni Ochiru
赤い膿も 白い衣も
あかい うみ も しろい ころも も
Akai Umi mo Shiroi Koromo mo
黒き傲りに澱み
くろき おごり に よどみ
Kuroki Ogori ni Yodomi
伽藍堂の正義と
がらん どう の せいぎ と
Garan Dou no Seigi to
現世(このよ)の渾てを
げんせい ( このよ ) の こん てを
Gensei ( konoyo ) no Kon tewo
呉れてやる 此の黄泉の力で
くれ てやる この よみ の ちから で
Kure teyaru Kono Yomi no Chikara de
代価(かわり)に 燃える最期を呉れないか
だいか ( かわり ) に もえ る さいご を くれ ないか
Daika ( kawari ) ni Moe ru Saigo wo Kure naika
眩く満ちる朝と
くるめく みち る あさ と
Kurumeku Michi ru Asa to
苟且(かりそめ)の天(そら)を
か かつ ( かりそめ ) の てん ( そら ) を
Ka Katsu ( karisome ) no Ten ( sora ) wo
呉れてやる 此の愛の力で
くれ てやる この あい の ちから で
Kure teyaru Kono Ai no Chikara de
幾瀬も 栄ゆるは 黒
き せ も はゆ るは くろ
Ki Se mo Hayu ruha Kuro