悪戯にふり向き あなたはたずねる
いたずら にふり むき あなたはたずねる
Itazura nifuri Muki anatahatazuneru
心と身体 どちらが欲しいの?と
こころ と しんたい どちらが ほしい の ? と
Kokoro to Shintai dochiraga Hoshii no ? to
何もかも欲しいよ 決まってるのに
なにも かも ほしい よ きま ってるのに
Nanimo kamo Hoshii yo Kima tterunoni
子供ね よくばりね あなたは微笑(わら)う
こども ね よくばりね あなたは びしょう ( わら ) う
Kodomo ne yokubarine anataha Bishou ( wara ) u
長いその睫毛 揚羽蝶
ながい その まつげ よう はね ちょう
Nagai sono Matsuge You Hane Chou
今 僕の胸に 舞い降りて
いま ぼく の むね に まい おり て
Ima Boku no Mune ni Mai Ori te
戯れて 享楽(たの)しんで ああ 蜜をさがすよ
たわむれ て きょうらく ( たの ) しんで ああ みつ をさがすよ
Tawamure te Kyouraku ( tano ) shinde aa Mitsu wosagasuyo
抱きしめては いけないひと
だき しめては いけないひと
Daki shimeteha ikenaihito
僕を 幻惑(まど)わせる
ぼく を げんわく ( まど ) わせる
Boku wo Genwaku ( mado ) waseru
その瞳は 黄昏の色に濡れて
その ひとみ は たそがれ の しょく に ぬれ て
sono Hitomi ha Tasogare no Shoku ni Nure te
ああ 眩しいほど残酷な 僕の揚羽蝶
ああ まぶし いほど ざんこく な ぼく の よう はね ちょう
aa Mabushi ihodo Zankoku na Boku no You Hane Chou
花びら散らすように 吐息を散らして
はなびら ちら すように といき を ちら して
Hanabira Chira suyouni Toiki wo Chira shite
迷い込みたい 迷宮の花園
まよいこみ たい めいきゅう の はなぞの
Mayoikomi tai Meikyuu no Hanazono
眠るのがこわいと あなたは泣いた
ねむる のがこわいと あなたは ない た
Nemuru nogakowaito anataha Nai ta
消えると 知ってる夢は 見たくないと
きえ ると しって る ゆめ は みた くないと
Kie ruto Shitte ru Yume ha Mita kunaito
黒いそのビスチェ 揚羽蝶
くろい その びすちぇ よう はね ちょう
Kuroi sono bisuche You Hane Chou
今 大理石の 床の上
いま だいりせき の とこ の うえ
Ima Dairiseki no Toko no Ue
密やかに 秘めやかに ああ 蜜を吸うのさ
みつ やかに ひめ やかに ああ みつ を すう のさ
Mitsu yakani Hime yakani aa Mitsu wo Suu nosa
抱きしめては いけないひと
だき しめては いけないひと
Daki shimeteha ikenaihito
僕を 苦悩(くる)しめる
ぼく を くのう ( くる ) しめる
Boku wo Kunou ( kuru ) shimeru
その瞳は 口づけを甘くせがむ
その ひとみ は くちづけ を あまく せがむ
sono Hitomi ha Kuchizuke wo Amaku segamu
ああ 哀しいほど愛してる 僕の揚羽蝶
ああ かなしい ほど いとし てる ぼく の よう はね ちょう
aa Kanashii hodo Itoshi teru Boku no You Hane Chou
抱きしめては いけないひと
だき しめては いけないひと
Daki shimeteha ikenaihito
僕を 幻惑(まど)わせる
ぼく を げんわく ( まど ) わせる
Boku wo Genwaku ( mado ) waseru
その瞳は 黄昏の色に濡れて
その ひとみ は たそがれ の しょく に ぬれ て
sono Hitomi ha Tasogare no Shoku ni Nure te
ああ 眩しいほど残酷な 僕の揚羽蝶
ああ まぶし いほど ざんこく な ぼく の よう はね ちょう
aa Mabushi ihodo Zankoku na Boku no You Hane Chou