Lyric

北行き船のくもった

窓ガラスを指で撫で

ぼかした窓越し

ふと目をやれば

ベージュのコート衿たて

一人で海をみつめて

デッキに佇む

人がいる

なぜ過ぎた日を

思い出すようにして

乱れ髪もそのまま WOO

一人で旅する人は

どこかに淋しさがある

過ぎゆく季節の

風に似て

つぶやき声がかすかに

部屋の中に流れても

それさえ船うつ

波は消してく

小さな肩振わせて

寒さに耐えているなら

少しの言葉を

かけてみよう

そうあの人は

行きずりの女なら

袖すり合うのもいい WOO

一人で旅する人は

どこかに淋しさがある

馬鹿げた思いは

ガラス越し

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