Lyric

仄暗い夜道の闇に紛れて

ゆらゆらゆらゆらゆらゆらゆら

化け猫の火の玉

霧濃く立ち込めて吐く息白く

ひらひらひらひらひらひらひら

からかさ小僧舞う

いつの世も化かされ化かし合い繰り返す

どれが真実でホンモノか

分からないまま彷徨う魂

背後に御用心

妖したって脅かしたって もどかしくて

目に映らないときがうら寂しい こんなに側にいるのに

怪しくたって怖そうだって なめこの戯れ

変幻自在に姿を変えて

君ノ事ヲ茶化スタメニ

浮き沈み激しく張り詰めた空気

からからからからからからから

河童の皿乾く

夢かうつつか それとも幻か

ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる

鼻高々天狗

そこはかとなく漂う霞は水の上

海坊主だ 逃げろや逃げろ

柄杓で舟をひっくり返す…滑稽な模様

愛おしくたって可愛くたって 疑心暗鬼

見た目とは裏腹な表情 魅せて愛し眩んで

騙されたって何されたって もうどうでもいい

おどろおどろしい響きはとうに

快楽ト悦楽ノ狭間

空蝉にはびこる恐ろし糧にて

(白面金毛九尾ノ狐 玉藻前 殺生石ト化ス)

いざ誘わん 百菌夜行

想像しちゃって震えちゃって 独りがイヤなら

遠慮なく飛び込んでおいで

救い出してあげるから

消えそうだってギリギリだって 艶めく状態

人々の叫びをただ聞きたい

妖したって脅かしたって もどかしくて

目に映らないときがうら寂しい こんなに側にいるのに

怪しくたって怖そうだって なめこの戯れ

変幻自在に姿を変えて

君ノ事ヲ茶化スタメニ

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