白色の箱の中 何も無く何かある
はくしょく の はこ の なか なにも なく なにか ある
Hakushoku no Hako no Naka Nanimo Naku Nanika aru
古びたカガミがあり 何もうつらなくなる
ふるび た かがみ があり なにも うつらなくなる
Furubi ta kagami gaari Nanimo utsuranakunaru
窓からの風にただ ただ驚いたままの
まど からの かぜ にただ ただ おどろい たままの
Mado karano Kaze nitada tada Odoroi tamamano
表情和らいでも 心 まだ身構えて
ひょうじょう やわら いでも こころ まだ みがまえ て
Hyoujou Yawara idemo Kokoro mada Migamae te
一歩ずつと下がって 気になり又、向かって
いっぽ ずつと さが って きに なり また 、 むか って
Ippo zutsuto Saga tte Kini nari Mata 、 Muka tte
手にとると開いて 覗くと僕がもう一人いた
てに とると ひらい て のぞく と ぼく がもう ひとり いた
Teni toruto Hirai te Nozoku to Boku gamou Hitori ita
悲しそうに「会いたくて」とそう言う
かなし そうに 「 あい たくて 」 とそう いう
Kanashi souni 「 Ai takute 」 tosou Iu
何年も前かの僕がそこにいて
なんねん も ぜんか の ぼく がそこにいて
Nannen mo Zenka no Boku gasokoniite
だんだん腕を引き寄せてきて
だんだん うで を びき よせ てきて
dandan Ude wo Biki Yose tekite
気を失い 向かう
きを うしない むか う
Kiwo Ushinai Muka u
目が覚めて僕がいて 脳まで見透かされた
め が さめ て ぼく がいて のう まで けん すか された
Me ga Same te Boku gaite Nou made Ken Suka sareta
「何をためらいながら 後悔で生きてるの?」
「 なにを ためらいながら こうかい で いき てるの ? 」
「 Naniwo tamerainagara Koukai de Iki teruno ? 」
周りは 何も無いし 自分が自分に問う
まわり は なにも ない し じぶん が じぶん に とう
Mawari ha Nanimo Nai shi Jibun ga Jibun ni Tou
「悩むだけ無駄に生き 前に進めなくなる」
「 なやむ だけ むだ に いき まえ に すすめ なくなる 」
「 Nayamu dake Muda ni Iki Mae ni Susume nakunaru 」
さからう事によって 意味無き笑いあって
さからう こと によって いみなし き わらい あって
sakarau Koto niyotte Iminashi ki Warai atte
近いと思い込んだ 夢には遠く離れてた
ちかい と おもいこん だ ゆめ には とおく はなれ てた
Chikai to Omoikon da Yume niha Tooku Hanare teta
誰が僕か 思い出せないし
だれが ぼく か おもいだせ ないし
Darega Boku ka Omoidase naishi
そんなあなたは分かって 語ってるの?
そんなあなたは わか って かたって るの ?
sonnaanataha Waka tte Katatte runo ?
今、教えて すぐにすぐ すぐにすぐにすぐ
いま 、 おしえ て すぐにすぐ すぐにすぐにすぐ
Ima 、 Oshie te sugunisugu sugunisugunisugu
探せ ずっと
さがせ ずっと
Sagase zutto
前からもう なくて
ぜんか らもう なくて
Zenka ramou nakute
ないのなら 白いキャンパスに沿って
ないのなら しろい きゃんぱす に そって
nainonara Shiroi kyanpasu ni Sotte
空 絵にし手にし夢に 絵にし手にし上に
そら え にし てに し ゆめ に え にし てに し うえに
Sora E nishi Teni shi Yume ni E nishi Teni shi Ueni
開いていた窓と 開けてみた過去と
ひらい ていた まど と ひらけ てみた かこ と
Hirai teita Mado to Hirake temita Kako to
交わる部屋の中で見る
まじわ る へや の なか で みる
Majiwa ru Heya no Naka de Miru
悩みながら 一人じゃまだ 生きてゆきずらい
なやみ ながら ひとり じゃまだ いき てゆきずらい
Nayami nagara Hitori jamada Iki teyukizurai
絵にし手にし上に 絵にし手にし上に
え にし てに し うえに え にし てに し うえに
E nishi Teni shi Ueni E nishi Teni shi Ueni