やっぱり君だよね?
やっぱり くん だよね ?
yappari Kun dayone ?
ほんと驚いたよ
ほんと おどろい たよ
honto Odoroi tayo
ふたりよく歩いた並木通り
ふたりよく あるい た なみき とおり
futariyoku Arui ta Namiki Toori
一年ぶりに見る彼は髪が短くて
いちねん ぶりに みる かれは かみ が みじかく て
Ichinen burini Miru Kareha Kami ga Mijikaku te
大人びて見えた
おとな びて みえ た
Otona bite Mie ta
ふざけてばかりで
ふざけてばかりで
fuzaketebakaride
話を聞かなくて
はなし を きか なくて
Hanashi wo Kika nakute
わたしもむきになっていた
わたしもむきになっていた
watashimomukininatteita
君が
くん が
Kun ga
大人になるのを待てずに遠ざけていったのは
おとな になるのを まて ずに とおざ けていったのは
Otona ninarunowo Mate zuni Tooza keteittanoha
わたしだったね
わたしだったね
watashidattane
いつも
いつも
itsumo
マイナス1℃の雨が降る
まいなす 1 ℃ の あめ が ふる
mainasu 1 ℃ no Ame ga Furu
君がくれたナミダ
くん がくれた なみだ
Kun gakureta namida
そのやさしさまでわからなくて
そのやさしさまでわからなくて
sonoyasashisamadewakaranakute
ずっとこの胸をしめつけた
ずっとこの むね をしめつけた
zuttokono Mune woshimetsuketa
通りをわたって
とおり をわたって
Toori wowatatte
声をかけたいな
こえ をかけたいな
Koe wokaketaina
一瞬思ったけど足を止める
いっしゅん おもった けど あし を やめる
Isshun Omotta kedo Ashi wo Yameru
まじめな横顔
まじめな よこがお
majimena Yokogao
きっともう君の目に
きっともう くん の めに
kittomou Kun no Meni
わたしは映らないから
わたしは うつら ないから
watashiha Utsura naikara
いつも
いつも
itsumo
マイナス1℃の雨が降る
まいなす 1 ℃ の あめ が ふる
mainasu 1 ℃ no Ame ga Furu
冷たすぎるナミダ
つめた すぎる なみだ
Tsumeta sugiru namida
はぐらかす態度に怒ってたけれど
はぐらかす たいど に いかって たけれど
hagurakasu Taido ni Ikatte takeredo
実は救われていたんだね
じつは すくわ れていたんだね
Jitsuha Sukuwa reteitandane
風に乗った雲が ゆっくりと今ふたつに
かぜ に じょうった くも が ゆっくりと いま ふたつに
Kaze ni Joutta Kumo ga yukkurito Ima futatsuni
ちぎれていく
ちぎれていく
chigireteiku
ひとりで勝手に強がって
ひとりで かって に つよが って
hitoride Katte ni Tsuyoga tte
わたしを苦しめてたのは
わたしを くるし めてたのは
watashiwo Kurushi metetanoha
君じゃなくわたし自身だったね
くん じゃなくわたし じしん だったね
Kun janakuwatashi Jishin dattane
君に出会えてよかったよ
くん に であえ てよかったよ
Kun ni Deae teyokattayo
いつも
いつも
itsumo
マイナス1℃の雨が降る
まいなす 1 ℃ の あめ が ふる
mainasu 1 ℃ no Ame ga Furu
消えていくナミダは
きえ ていく なみだ は
Kie teiku namida ha
夏の空の下 思い出に変わる
なつ の そら の した おもいで に かわ る
Natsu no Sora no Shita Omoide ni Kawa ru
髪を束ねて歩き出そう
かみ を たばね て あるき だそ う
Kami wo Tabane te Aruki Daso u
このナミダをきっと忘れない
この なみだ をきっと わすれ ない
kono namida wokitto Wasure nai