校庭に下校のチャイムが響く 色のない空
こうてい に げこう の ちゃいむ が ひびく しょく のない そら
Koutei ni Gekou no chaimu ga Hibiku Shoku nonai Sora
野球部が見えにくいボールを 追っている
やきゅうぶ が みえ にくい ぼーる を おって いる
Yakyuubu ga Mie nikui bo^ru wo Otte iru
隅の自転車置き場で
すみ の じてんしゃ おきば で
Sumi no Jitensha Okiba de
壁際に並び 話せないまま
かべぎわ に ならび はなせ ないまま
Kabegiwa ni Narabi Hanase naimama
ずっと借り放しのCDを
ずっと かり はなし の CD を
zutto Kari Hanashi no CD wo
返すため ここに来たフリしてた
かえす ため ここに きた ふり してた
Kaesu tame kokoni Kita furi shiteta
だけど…
だけど …
dakedo …
「あなたが好きでした」
「 あなたが すき でした 」
「 anataga Suki deshita 」
最後に言いたくて
さいご に いい たくて
Saigo ni Ii takute
この胸の木々が風に揺れている
この むね の きぎ が かぜ に ゆれ ている
kono Mune no Kigi ga Kaze ni Yure teiru
「あなたが好きでした」
「 あなたが すき でした 」
「 anataga Suki deshita 」
声には出せなくて
こえ には だせ なくて
Koe niha Dase nakute
切なさを 気づかれないように微笑みました
せつな さを きづ かれないように ほほえみ ました
Setsuna sawo Kizu karenaiyouni Hohoemi mashita
あの街はそんなに遠くはないと 教えてくれた
あの まち はそんなに とおく はないと おしえ てくれた
ano Machi hasonnani Tooku hanaito Oshie tekureta
距離じゃなくあなたがいなくなる 明日から
きょり じゃなくあなたがいなくなる あした から
Kyori janakuanatagainakunaru Ashita kara
水を入れ替えたプールが
みず を いれかえ た ぷーる が
Mizu wo Irekae ta pu^ru ga
きらきらと光る 未来のように…
きらきらと ひかる みらい のように …
kirakirato Hikaru Mirai noyouni …
何にも始まらなかった
なに にも はじま らなかった
Nani nimo Hajima ranakatta
時間だけが 錆びついたあの金網
じかん だけが さび ついたあの かなあみ
Jikan dakega Sabi tsuitaano Kanaami
だけど…
だけど …
dakedo …
「今なら言えるのに…」
「 いま なら いえ るのに …」
「 Ima nara Ie runoni …」
心が叫んでる
こころ が さけん でる
Kokoro ga Saken deru
思い出は いつも 忘れものばかり
おもいで は いつも わすれ ものばかり
Omoide ha itsumo Wasure monobakari
「今なら言えるのに…」
「 いま なら いえ るのに …」
「 Ima nara Ie runoni …」
涙が溢れそう
なみだ が あふれ そう
Namida ga Afure sou
夕焼けが眩しい目をしてうつむきました
ゆうやけ が まぶし い め をしてうつむきました
Yuuyake ga Mabushi i Me woshiteutsumukimashita
「あなたが好きでした」
「 あなたが すき でした 」
「 anataga Suki deshita 」
最後に言いたくて
さいご に いい たくて
Saigo ni Ii takute
この胸の木々が風に揺れている
この むね の きぎ が かぜ に ゆれ ている
kono Mune no Kigi ga Kaze ni Yure teiru
「あなたが好きでした」
「 あなたが すき でした 」
「 anataga Suki deshita 」
声には出せなくて
こえ には だせ なくて
Koe niha Dase nakute
切なさを気づかれないように微笑みました
せつな さを きづ かれないように ほほえみ ました
Setsuna sawo Kizu karenaiyouni Hohoemi mashita