ある田舎の駅の近く
ある いなか の えき の ちかく
aru Inaka no Eki no Chikaku
2つの店が並んでました
2 つの みせ が ならん でました
2 tsuno Mise ga Naran demashita
履物屋さんと傘屋さんの
はきもの や さんと かさ や さんの
Hakimono Ya santo Kasa Ya sanno
おばあちゃんは仲良しでした
おばあちゃんは なかよし でした
obaachanha Nakayoshi deshita
それぞれの連れ合いに先立たれて
それぞれの つれ あい に さきだた れて
sorezoreno Tsure Ai ni Sakidata rete
子どもたちも自立しました
こども たちも じりつ しました
Kodomo tachimo Jiritsu shimashita
おばあちゃんたちに残されたのは
おばあちゃんたちに のこさ れたのは
obaachantachini Nokosa retanoha
客の少ないこの店だけ
きゃく の すくない この みせ だけ
Kyaku no Sukunai kono Mise dake
それでも2人はしあわせでした
それでも 2 にん はしあわせでした
soredemo 2 Nin hashiawasedeshita
話し相手がそばにいたから
はなしあいて がそばにいたから
Hanashiaite gasobaniitakara
履物屋さんのおばあちゃんが
はきもの や さんのおばあちゃんが
Hakimono Ya sannoobaachanga
微笑みながら亡くなりました
ほほえみ ながら なく なりました
Hohoemi nagara Naku narimashita
傘屋さんのおばあちゃんも
かさ や さんのおばあちゃんも
Kasa Ya sannoobaachanmo
後を追うように亡くなりました
のち を おう ように なく なりました
Nochi wo Ou youni Naku narimashita
それぞれの家族が片付けた時
それぞれの かぞく が かたづけ た とき
sorezoreno Kazoku ga Katazuke ta Toki
店の奥を見て驚きました
みせ の おく を みて おどろき ました
Mise no Oku wo Mite Odoroki mashita
履物屋さんの押し入れには
はきもの や さんの おしいれ には
Hakimono Ya sanno Oshiire niha
傘がいっぱいありました
かさ がいっぱいありました
Kasa gaippaiarimashita
傘屋さんの押し入れには
かさ や さんの おしいれ には
Kasa Ya sanno Oshiire niha
履物がいっぱいありました
はきもの がいっぱいありました
Hakimono gaippaiarimashita
お互いの店まで行ったり来たり
お たがい の みせ まで いった り きた り
o Tagai no Mise made Itta ri Kita ri
そう自分たちが客になってました
そう じぶんたち が きゃく になってました
sou Jibuntachi ga Kyaku ninattemashita
履物の数だけ 傘の数だけ
はきもの の かず だけ かさ の かず だけ
Hakimono no Kazu dake Kasa no Kazu dake
しあわせがそこにありました
しあわせがそこにありました
shiawasegasokoniarimashita
しあわせがそこにありました
しあわせがそこにありました
shiawasegasokoniarimashita