水鏡 映る少女
みず かがみ うつる しょうじょ
Mizu Kagami Utsuru Shoujo
手を伸ばし抱けないけど
て を のばし だけ ないけど
Te wo Nobashi Dake naikedo
水面に触れ
すいめん に ふれ
Suimen ni Fure
沈んで揺れる長い巻き毛は
しずん で ゆれ る ながい まきげ は
Shizun de Yure ru Nagai Makige ha
藻のように絡まり合う
も のように からま り あう
Mo noyouni Karama ri Au
私たちの意志
わたしたち の いし
Watashitachi no Ishi
わかってる 出逢えること
わかってる であえ ること
wakatteru Deae rukoto
紅蛾の翅毟る場処で
くれない が の し むしる ば ところ で
Kurenai Ga no Shi Mushiru Ba Tokoro de
互いを曝け出すための
たがい を さらけ だす ための
Tagai wo Sarake Dasu tameno
擦れ違う 薄荷の少年
すれちがう はっか の しょうねん
Surechigau Hakka no Shounen
振り向いてもまだ届かない
ふりむい てもまだ とどか ない
Furimui temomada Todoka nai
いまは白いシャツの喉元
いまは しろい しゃつ の のどもと
imaha Shiroi shatsu no Nodomoto
薊の花の痣もなく滑り落ちる
あざみ の はな の し もなく すべり おちる
Azami no Hana no Shi monaku Suberi Ochiru
太陽の粒子
たいよう の りゅうし
Taiyou no Ryuushi
知っている 惹かれ合うのは
しって いる ひか れ あう のは
Shitte iru Hika re Au noha
白昼の蜥蜴潜って
はくちゅう の とかげ せん って
Hakuchuu no Tokage Sen tte
ひとつに繋がる精神(たましい)
ひとつに つなが る せいしん ( たましい )
hitotsuni Tsunaga ru Seishin ( tamashii )
人々は何故
ひとびと は なぜ
Hitobito ha Naze
アダムとイヴでいられるんだろう
あだむ と いう゛ でいられるんだろう
adamu to ivu deirarerundarou
楽園なんかすぐに消えたのに
らくえん なんかすぐに きえ たのに
Rakuen nankasuguni Kie tanoni
私は私と同じ貴女だから愛する
わたし は わたし と おなじ あなた だから あいす る
Watashi ha Watashi to Onaji Anata dakara Aisu ru
美しいと言える
うつくし いと いえ る
Utsukushi ito Ie ru
真実の言葉を
しんじつ の ことば を
Shinjitsu no Kotoba wo
吐き出すこともできる
はきだす こともできる
Hakidasu kotomodekiru
唇を抑えながら
くちびる を おさえ ながら
Kuchibiru wo Osae nagara
生きてきたけど一人で
いき てきたけど ひとり で
Iki tekitakedo Hitori de
月の森で授かったのは
がつ の もり で さずか ったのは
Gatsu no Mori de Sazuka ttanoha
濁ることのない
にごる ことのない
Nigoru kotononai
血の混じりなど持たない
ち の まじ りなど もた ない
Chi no Maji rinado Mota nai
雫の滴り
しずく の したたり
Shizuku no Shitatari
待っていた 迎え合うこと
まって いた むかえ あう こと
Matte ita Mukae Au koto
生まれる前の分身を
うまれ る まえ の ぶんしん を
Umare ru Mae no Bunshin wo
ぴたりと重なる肉体
ぴたりと おもな る にくたい
pitarito Omona ru Nikutai
始まりは何故
はじまり は なぜ
Hajimari ha Naze
アダムとイヴの神話なんだろう
あだむ と いう゛ の しんわ なんだろう
adamu to ivu no Shinwa nandarou
愚かな罪を語るだけなのに
おろか な つみ を かたる だけなのに
Oroka na Tsumi wo Kataru dakenanoni
僕は誰より僕に融け込む君に恋する
ぼくは だれ より ぼく に とけ こむ くん に こいする
Bokuha Dare yori Boku ni Toke Komu Kun ni Koisuru
なにひとつ無駄な未来など
なにひとつ むだ な みらい など
nanihitotsu Muda na Mirai nado
もうこの世界に必要ない
もうこの せかい に ひつよう ない
moukono Sekai ni Hitsuyou nai
男と女 永劫阿修羅
おとこ と おんな えいごう あしゅら
Otoko to Onna Eigou Ashura
理解し合えることのない種族
りかい し あえ ることのない しゅぞく
Rikai shi Ae rukotononai Shuzoku
その愛はただ醜く栄え
その あい はただ みにくく さかえ
sono Ai hatada Minikuku Sakae
この地上に生み落とされる穢れ
この ちじょう に うみ おと される けがれ
kono Chijou ni Umi Oto sareru Kegare
アダムとイヴでいられないだろう
あだむ と いう゛ でいられないだろう
adamu to ivu deirarenaidarou
楽園なんか最初からないのに
らくえん なんか さいしょ からないのに
Rakuen nanka Saisho karanainoni
私は私と同じ貴女だから愛する
わたし は わたし と おなじ あなた だから あいす る
Watashi ha Watashi to Onaji Anata dakara Aisu ru
(僕は誰より僕に融け込む君に恋する)
( ぼくは だれ より ぼく に とけ こむ くん に こいする )
( Bokuha Dare yori Boku ni Toke Komu Kun ni Koisuru )
なにひとつ無意味な未来など
なにひとつ むいみ な みらい など
nanihitotsu Muimi na Mirai nado
もうこの世界には産まれない
もうこの せかい には うま れない
moukono Sekai niha Uma renai