Lyric

わが余命幾ばくか

死神のみぞ知りたもう

残った日々すべてを

たとえ引きかえにしても

君がそばに

いたあの時に

戻れるなら

なんでもしよう

生まれて初めて死ぬほど

逢いたいと願う人がいる

これまで本気で悲しいと

感じたことなどなかったのに

なのにどうして目蓋からは

涙が伝ってしまうの

君の元へたどり着くかのように一筋

この世に生きるだけで

背負った罪はないだろうか

粗末な人間には

けしてなりたくないとか

もう汚れた

感情なのか

すべて君の

ためだとしても

生まれて初めて死ぬほど

恋しいと思う人がいる

これまで独りが耐えられず

慄えたことなどなかったのに

なぜ欲してはいけないのか

僕だけのために流される

温かく美しい一滴

紅い血の

 ハバタク羽根

 与エタモウ

 マダソノ胸ニ

 光ハトドクワ

生まれて初めて死んでも

逢いたいと願う人がいる

これまで本気で悲しいと

感じたことなどなかったのに

なのにどうして目蓋からは

涙が伝ってしまうの

君の元へたどり着くかのように一筋

Info
Options